健康で 文化的な 最低限度の 無職 の徒然日記

2025年12月12日(金)

ムダリソース

フミと申します。無職になって1981日。
侮るなかれ、侮るなかれ。

相手の顔が見える見えないに関わらず、簡単に相手のことを侮るなかれ。

パッと見、愚かしい行為をしているように見えても、それはあくまで一側面。
その実態としてはしっかりと意志を持った一個体である、ということを思えば、そう簡単に侮っていい対象ではないと思えるのではなかろうか。

と、こんなマインドを持って他人と接していけば、オンラインオフライン問わず、不要な争いやいさかいは減るんじゃないかな、なんて思ってみたり。

常に相手に敬意をもって接するとまではいかなくても、侮蔑や嘲笑の対象としてみなさないだけでも、少しは世界がよくなったりしないかな、なんて思ったんですが、そもそもなんで他人を侮蔑したり嘲笑したりしたくなるのだろう、というのも気になるところ。

そんなことをしても直接的な利益が降ってきたりはしなさそうなんだけど、そうすることで精神の安定が図れるものなのか。

あるいは、そういった利害云々よりも先立つ感情的な衝動によるものなのか。

面白いものを見て笑い、おいしいものを食べて喜ぶのと同じレベルで、愚かなものを見て嘲る、ということなんだろうか。

であれば、その感情を抱くのを抑制するのはなかなか難しいけど、その感情を抱くのはやむなしとした上で、その感情を原動力とした次なるアクションに移行する部分でブレーキはかけられないものか。

反射的に「ふっ」と嘲笑が口に出てしまう程度は仕方ないにしても、
「なんでそんな馬鹿なの?」
といったようなセリフを口にするのは、なんとかとどまれないだろうか。

とまあ、こんな感じのことを、今日のお昼寝の時にオフトゥンにくるまりながらもやもやと考えていました。

なんかね、こういう寝る前のまどろみタイミングでお仕事のことを考えて悶々としたり、夢もキボーも無い明日のことを考えて鬱々としたり、そういう人も世の中にはいるのかもですが、私はあんまりそういう感じの考え事は少なくって、こんな感じの比較的どーでもいいことをもやもや考えながら、結論が出ずにそれでもぐっすりお昼寝してスッキリ目覚める生活を送ってます。

しかしながら、今回はなんでこんなことを考えるに至ったのか、ちょっとここ最近の出来事を振り返ってみたのですが、多分、間接的ながら原因と思われる事象を思い出しました。

先日、うちのピンポンを鳴らしに来た、

「この地域の担当になり、ご挨拶に伺いました。玄関先までお願いします」

の人のせいだと思うのです。

この手の人たちは不動産だったり太陽光パネルだったり、その他もろもろの商材の営業をしているであろう、訪問営業の類だと思われ鵜のですが、初手では決して営業だと名乗らないので、適切な呼称が分かりません。

でも誰も彼も決まって同じように上記の文句を使う、という共通点があるので、以降この手の人たちを総称して「挨拶が好きな地域担当」、略して「あいさつちいたん」とします。

こうやって書くとなんかかわいらしいゆるキャラのようにも見えてくるので、私が抱いているマイナスイメージが多少は払拭できるかもしれない、という目論見もあります。

で、このあいさつちいたんの仕事に対するモチベーションがなんなのか、自身の行いに正義を感じているのか、といった部分が皆目見当がつかないことから、ついつい邪険にしてしまいがちだけど、相手のことを理解しようと思ってはいるんだけどなー、みたいな話を先日書きました。

が、待てよ、と。

冒頭に書いたような、相手を侮るなかれ、というスタンスが大事だ、と思う一方で、私はこのあいさつちいたんに対して、そもそも心のどこかで相手を見下してはいないだろうか。
あいさつちいたんに敬意を払わないまでも、侮蔑や嘲笑の対象にしていないのであれば、このような感情を抱くものだろうか。

そんな思いもぐるぐる絡み合って、優雅なお昼寝前のまどろみタイミングでの思考に行きついたのかもしれません。

相手の正体というか、相手が漠然としていて具体的にイメージが湧きにくいアンノウン的な存在であると、無意識のうちに侮蔑、嘲笑の対象になりやすかったりするのだろうか、とか。

「人を人とも思わない」って言葉がありますが、相手が自分の理解の及ばない存在であることで、そういう感情が想起しやすくなっちゃうのかもしれません。

であれば、あいさつちいたんの特性や素性の理解が深まれば、そういった負の感情を抱かずに済むのかもしれない、と思う一方、どこまでいっても所詮私とあいさつちいたんの関係は客と営業。

仮に会話をする機会が得られとしても、そのビジネス上の会話を通じて相手の本質に迫ることなんて、到底適わないのです。

であれば、お互いの時間を不必要に消費してまであいさつちいたんのことを理解しよう、なんて思うことがそもそも無益で、なんなら烏滸がましい行為なのではなかろうか。

なんて感じで、まるでホストクラブと痛客の関係みたいなことをアレコレ考えた挙句、結局のところ今後やってくるかもしれないあいさつちいたんに対しては、今まで通り丁寧な挨拶を返すだけの関係でいた方がお互いのためなのかもなぁ、という結論に至りました。とても不毛。

これも前に少し書いたかもですが、5年ほど前、それこそ無職になりたての頃に、ひょんなことから知り合った人に誘われて遊びに行ったら、喫茶店で宗教の勧誘を受けた、というイベントに遭遇したことがありました。

その時の相手タッグは青年とおじさんのツーマンセルだったのですが、おじさんの方はともかく、青年の方は日本語自体は理解してそうだけど、なかなかどうして話が通じないぞ、と思うような反応をしていました。

それまでも何度か「話が通じない系人間」に遭遇したことはありましたが、結局のところ「話せば分かるとか」みたいなのは幻想で、どんなに話したところで話が通じない人間は一定数いるもんだなー、ということを改めて痛感したのですが、そういう人とは極力関わらない方がお互いのためだな、と思ったものです。

そういう意味では、あいさつちいたんも同じ部類なのかもしれない。

宗教勧誘の方はどちらかというと本人の確信に基づいて行動をしてそうなのに対して、あいさつちいたんはあくまでもお仕事でやってるので、もしかしたら言動と本人の心根とはズレがあるかも、という部分にわずかばかりの希望があるかもなのですが、そうはいっても上述の通り、所詮営業と客の間柄ではその心根をさらけ出してはくれないだろう、と思うと、結局宗教勧誘もあいさつちいたんも同じ部類として扱うしかなくなっちゃいそうです。

あるいは、中学、高校の頃の友達が今はあいさつちいたんになっていて、同窓会などであいさつちいたん界隈の赤裸々な話を聞く、みたいな機会があったりすれば、もしかするとこの謎の解明の第一歩になるかもしれないのですが、そうそうそんな偶然もないし、そもそも同窓会行かないしなぁ。

もっとそもそも。

あいさつちいたんが話が通じる相手かどうかに関わらず、家族、親戚、友人、知人、同僚、近所の人、いろんな人間関係の種類がありますが、どこまでいっても結局他人は他人でしかなくって、その他人がどういう心理、どういう信条に基づいて行動しているかを把握しようとするのが、そもそも烏滸がましいのかも。

話せば分かる人もいれば、話しても分からない人もいる、とは言うものの、これも厳密にいえば、

「この人は話せば分かる人だ」と私が勝手に信じる対象となっている人がいる

というだけなのかも。

この人はきっとこういう反応をしてくれそう、という期待を勝手にして、そしてそれがだいたい当たっている間は、相手のことが分かっているつもりになって話の通じる相手だと思えるけど、ふとした時に返って来た反応が自分の予想と違うと、途端に裏切られたような気持ちになる、みたいな。

この予想的中率の高さによって、話の通じるレベルのクラスタリングのようなものを無意識にうちにやってて、それが家族とか近しい人だと高確率、先の宗教勧誘青年やあいさつちいたんのような人だと低確率で、この低確率なクラスタに対しては侮蔑、嘲笑の感情を発露しがち、ということなのかな。

で、低確率なクラスタに対してはコミュニケーションコストがかさむので、頻繁に遭遇する人でないのであればわざわざそんな労力を割かなくてもねぇ、という敬遠戦略がリーズナブル、という残念な結論になってそう。

みんなが分かりあえる世界、みたいなのはなんとなく聞こえはいいですが、でもこういうのを標榜する人や組織というのは、往々にして主人公たちによって打倒されてるような気もするし。
マンガ、アニメ、ゲームなどでね。

すっごくふわふわした話ですが、こういうふわふわした感じのことを考えながらうつらうつら眠りにつくのは、それはそれで心地が良い不思議。

この時期のオフトゥンは気持ちいいいからね。しょーがないね。

2025年12月11日(木)

自明でないこと

フミと申します。無職になって1980日。
今日はちゃんと書けるといいね。

まずは昔話というか、フミさんの小学生時代の話から。

小学校の国語の授業の一環で、誰しもが通ったであろう「作文」ってありますよね。
400字詰め原稿用紙に書くアレ。

何年生のころの話かは忘れちゃいましたが、その作文のお題として、自分の興味のあるものを紹介するような作文を書いてみよう、みたいなのがありました。

もし今のフミさんが改めて同じテーマで作文を書くなら、ゲームとか漫画とかアニメとかそういうサブカルチャー的なものだったり、あるいは物理とか数学などの自然科学系のものだったりをチョイスしそうですが、当時はまだ「これが趣味です」みたいな意識もあまりなくって、何を書けばいいかなー、と考えあぐねた結果、学研まんがひみつシリーズの「切手のひみつ」という本を直近で図書室で借りて読んだことを思い出して、とりあえず切手について書いてみるかー、ってことにしました。

で、その作文の冒頭になんでそれをテーマとして選んだかの理由を書こうね、みたいな指導がありました。
まあ、とてもリーズナブルというか、妥当な書き出しですよね。

ただ、当時のフミさん、素直なのかひねくれてたのかはさておき、今回切手について作文を書いた理由として
「授業で先生が書けって言ったから」
という身もフタもない書き出しで作文を拵えてました。

すると添削時に先生から、そうじゃなくって、なんで切手を選んだのかを書こうね、的な指摘を受けたんですが、当時の理解力ではその指摘の意図を完全に理解することができておらず、なんで自分が書いた理由じゃダメだったのかなー、なんて漠然と思いながらしぶしぶ書き直しをしてました。

多分当時の心理というか性質として、自分が本当に心の底から書きたいネタだったら、それが好きな理由やらなにやらを作文のテーマに選んだ動機としてちゃんと書けたんだと思いますが、そもそも切手を選んだのがかなり消極的というか、無理矢理チョイスしたため、別にそこに思い入れもないので自分でも切手というテーマを選んだ明確な理由が無い、という状況だったんだと思います。

一応理由付けをするなら、図書室で切手の本を読んだから、ということになるんでしょうけど、ただそれでもチョイスの理由としてはやや不十分で、図書室にはほかにもたくさん本があるのに、なんで切手の本を選んだのか、という部分の説明があるとよいのですが、でも図書室で本を選ぶ際のノリって結構テキトーよね、と今でも思ってます。

ただ、フミさんも成長するにつれて、この手の「チョイスにおける妥当な理由付け」というものを理解したので、就職活動時の書類や面接における志望動機、志望理由みたいなのは、ちゃんとそれっぽく書けるようになりました。
間違っても「お金を稼ぎたいから」とか「家から近いから」といった理由を書いたり言ったりしない程度には学習しました。えらい。

ここまでは一応前置きというか、前座的なお話。
さて、ここから上手く話をつなげることができるのか、それはまだ分かりませんが、とりあえず進めてみましょう。

さっきの昔の話は一旦おいといて、今度は架空の話。

私はおもちゃ屋さんで働いたこともなければ、おもちゃ会社に勤めたこともないので、実際のおもちゃメーカーがどんな段取りで商品を作ってるのかは分かりませんが、とりあえずの例としてこんな話をしてみます。

あるおもちゃを試作してみて社内レビューをしてみたところ、結果は散々で、色が悪い、形が悪い、大きさも悪い、その他もろもろ要修正点がたくさんあったとします。

全ての要修正点を改善できればいいんですが、お仕事というのは大抵予算だったり納期だったりの制約があって、あれもこれも全部がんばります、とは出来なかったりします。
そんなにダメダメな企画は一旦没にして、一から作り直そう、みたいな場合もあるでしょうけど、やれる範囲でなんとかリカバリーする作戦も大いにあると思ってまして、そうなるとじゃあ数ある要修正点の中からどれを直そうか、という選択が必要になってくるハズです。

改善ポイントの取捨選択の基準は様々で、修正にかかる期間や難易度といった修正コストに関する検討もあるでしょうし、直した時の評価の上がり方というか、その修正によってどのくらいいい影響が出るのか、といった期待される改善効果の検討もあると思います。
費用対効果、あるいはコストパフォーマンス、といった言葉がありますが、それを考えて取捨選択することになるのかな、と。
多分、行き当たりばったりで作業を始めたりはせず、精度や粒度はともかく、何かしらの見積もりに基づいて作業を進めていくことになるんじゃなかろうか、と思います。

突如はじまった架空の話も一旦これでおしまい。
まだちょっと着地点が見つからずふわふわしてます。
でもこのまま進めちゃう。

次はなんだかちょっとドキドキするようなワードですが、内閣府男女共同参画局の公開してる資料を見てちょっと気になったお話。

男女の差別をなくしてよりよい社会にしていこう、という方針自体はなるほどなるほどって感じがするのですが、その資料の中に、国会議員や地方議会議員の男女比の話や、国家公務員の男女比の話や、民間企業の管理職相当の男女比の話などがデータとして盛り込まれてました。

ざっくり世の中の男女比が半々だとして、その半々という比率と比べてみたとき、上述の男女比はどれも男性が多くて偏ってるね、というのは納得というか事実なんですが、ここでふと気になったのは、それが半々になるのが果たして妥当な状態だというのは自明なんだろうか、みたいなお話。

資料中に直接的に半々になるのが望ましいね、と書かれているわけではないんですが、趣旨としては女性比率が少ないことを課題としていることが読み取れます。

こんな書き方をすると、この令和の世に女性差別とはけしからん、みたいなお叱りを受けるかもですが、気になってるポイントのメインはこの男女比云々という部分の一段階前でして、こういう時の切り口として、男女という性別による切り口で議論をするのって納得感があるものなの?
みたいなお話。
うーん、ちょっと表現が難しいな。

LGBT的な文脈で見かけるような「性別は男女という2種類だけじゃなくグラデーションで云々」といった話がしたいわけじゃなくって、どちらかというと、ある集団における不均衡な属性の切り口というのは、何も性別だけじゃないよね、ってお話です。

性別の切り口で見た時に比率の不均衡があるのは確かなんだけど、他の不均衡な属性についてはピックアップしないで性別についてはフォーカスされがちなのはなんでだろう、みたいな。

次に述べるのはちょっといちゃもんみたいな言い方になっちゃうのは自覚してるんですが、分かりやすいので国会議員や地方議会議員の属性を例に考えてみます。

国会議員や地方議会議員は国民や地域住民の代表として政治活動をしているので、国民や地域住民の属性がその議員比率に反映されているのが望ましい、というのがある意味素直な考え方ですよね。
だからこそ、国民や地域住民の男女比が半々なのに議員比率がそうなっていないことが槍玉に挙げられてるわけで。

すんごいうろ覚えですが、なんか以前読んだ本に書かれていたこととして、アジアのどこかだったと思うのですが、その国内において複数の宗教が信仰されてる国の選挙のシステムでは、各政党で候補者を立てる際に特定の宗教、宗派に偏らないようにバランスを取っている、みたいなのがあるようです。

日本だとあまりそういう話は聞いたことがありませんが、とにもかくにも、代表者集団にはその母集団の属性というか性質ができるだけ反映されるのが望ましい、というのはそこそこリーズナブルな考え方のようです。

でもそうすると、ですよ。

母集団の中で貧富の差というか、どちらかというと貧困に近い層が一定数存在するわけですが、代表者集団にはその属性は果たして反映されているのだろうか、みたいなツッコミポイントが生まれると思うのです。

あるいは、母集団には政治に無関心な層が一定数存在するわけですが、代表者集団に政治に無関心な人っておそらく一人もいないですよね。あれれ?

こういう書き方をすると、ただの屁理屈を書いてるようにも見えるかもなのですが、こう考えると代表者集団に反映すべき属性とそうでない属性、という区別があるような気がしてきますよね。

となると、母集団の持つ多様な属性のうち、どれを代表者集団に反映すべき属性としてピックアップするのか、という部分は自明ではないと思うのです。

国会議員や地方議会議員の代表者集団に反映すべき属性として、「男女の性別」という属性についてはピックアップすべきだけど、「政治に関心があるかどうか」という属性についてはピックアップしなくていい。

これは自明なの?

これが上述の
「他の不均衡な属性についてはピックアップしないで性別についてはフォーカスされがちなのはなんでだろう」
という疑問の意味するところです。

まあそうは言うものの、政治に関心がある云々というのは自己言及的というか必然的な自己矛盾というか、要するにちょっとズルい例なので、具体例として適切かどうかはちょっとビミョーなところがあります。

じゃあ別のもっと適切な例がないかな、と考えてみると、思いつくのは誕生月という属性はどうですかね。

主にスポーツの分野で、というイメージがあるかもですが、実際にはスポーツの分野に限らず、ざっくり競争力という観点で捉えていいと思うのですが、日本のような4月スタートのカリキュラムの国においては4月生まれが、アメリカのような9月スタートの国においては9月生まれが、相対的に有利である、というアレです。

日本においては3月生まれと4月生まれとで、実質的に1年ほどの成長差を含んだ状態で同一のカリキュラムを受ける仕組み上、もともと相対的に有利な状態で教育等を経験できる立場の者が、結果的に得られる経験値が多くて相対的に有利に成長する、みたいな捉え方をしています。

「生まれ月の格差」といった言葉でも表現されているようですが、個人レベルだとあまりそういう実感はないものの、統計的なデータとして裏付けがなされていることも踏まえて、理屈としては一定の納得感があります。

さて、母集団となる人たちの誕生月が果たして1月から12月まで均等に分布しているのかどうかはちゃんと統計を調べないと分からないところですが、仮にその母集団の誕生月の分布と、代表者集団の誕生月の分布が乖離していたとして、それは是正すべき属性としてピックアップすべきなんでしょうか。
あるいはこれもピックアップしなくていい、無視しちゃっていい属性なんでしょうか。

これって自明ではなくない?

個人的な感覚としては、この誕生月こそ是正対象としてピックアップされて然るべきなんじゃないの、と思ったりするのです。

というのは、もしこれが天候とか季節の影響とかそういった天然自然というか生物の宿命的な要素に起因する差異だったらある程度しゃーなしかな、とも思うのですが、日本では4月生まれが有利で、アメリカでは9月生まれが有利、というのであれば、それはもうシンプルに社会システムによる影響だって分かってるワケですよ。

本来的には平等だったハズの個体に対して、社会システムが「3月と4月の間で区切るからねー」というルールを押し付けたことにより、2月3月生まれの個体がディスアドバンテージを背負う状況が生まれてる、というのであれば、それって結構悪質じゃない? って感じるのです。

男女の差っていうのは、物理的にというか生理的にというか、体格や体調等含めて生まれながらにある程度の先天的な差異を生じる属性で、そういった差はあるけども、そこを上手く踏まえて平等にね、というスタンスで考えていくべきムズカシイ議題だと思うのです。

それに対して、この誕生月に関してはというと、先天的な差異が無いハズなのに、社会システムによって結果的に差異を生み出してしまっている、という構造が比較的分かりやすいと思うのですよ。

ここでようやく前座の作文の話や途中のおもちゃの話とつなげる形になります。

男女共同参画のような主張において、議員さんだったり、企業の管理職だったり、そういった特定集団に母集団の属性を反映させるべき、というスタンスであるなら、反映されてない属性がたくさんある中で、なぜ「男女の性別」という属性をピックアップしているんだろう、というのは決して自明でないので、冒頭に説明があってもいいんじゃないかな、と思ったのでした。

で、複数ある未反映の属性のうち、この「男女の性別」という属性の反映することで、他の未反映の属性の是正をした時よりも、こういうメリットがあるよ、みたいなコストパフォーマンスの比較検討があってしかるべきなんじゃないかなー、と思うのですが、悲しいかな、そういうのはあんまり見つからないのでした。

「いーや、そんな話じゃなくって、男女差別の根絶は絶対なのです!」

って定義済、議論の余地なしみたいに言われちゃうとちょっと困っちゃうのですが、今回言いたかったのは、男女差別の根絶は是としても、でも他にも根絶するべきものがありそうだけど、なんでそれをピックアップしてるの? 自明じゃないよね?
って話でした。

だいたいなー。

ものごとを考える際に「自明である」って断じれることってそんなに多くなくって、でも一般的なコミュニケーションにおいて逐一前提や定義を確認してたら表現の経済性が悪いから、ある程度は双方の常識とか風習に基づいて、本来はした方がいい確認をオミットしちゃってるだけだと思うのですよ。

「いちからか?
 いちから
 せつめいしないと
 だめか?」

よつばと!の好きな一コマですが、はい、一から説明をお願いします、って気持ちになります。

だって自明だと思ってないんだもん。

はい。
というわけで、今日はいつになく小難しい話を書いてみました。

あ、そうそう。

なんでここ呼び捨てなんだろうね

ロマサガ3、クリアしましたー。

最後のサラちゃんはなんでモニモニ姫を呼び捨てなんだろうね。

地球平面説の否定

地球平面説、否定されるの図。

最果ての島の描写を見るに、ロマサガ3の世界は平面でも納得してたのに……

ロマサガ3、クリアしましたー

モニモニ姫、お疲れ様ー。
お兄様はカタリナと早く一緒になってね、と思います。

というか、インサガECではミカエルとカタリナが一緒になってるのを見れて幸せでした。ありがとう。

モニモニ姫の雄姿

グゥエインと共闘したビューネイ戦で集気法を使ったおかげで、体術レベルが1だけ増えてます。

トドメはぞうさんのラウンドスライサー

当初、アビス突入直後にイキオイに任せて最強状態の破壊するものに挑んだら、あっさり返り討ちにされちゃいました。
このくらいのステータスなら勝てるっしょー、と思ったけど、フェイタルミラーでやられました。残念。

なので、水心の爪や魚鱗を装備してフォルネウスだけ倒して、改めて破壊するものに挑み、その際うっかり装備変更をし忘れて水心の爪などををつけっぱなしで戦うことになっちゃいましたが、それでもまあさすがにここまで育ってたらそうそう負けないなぁ、という感じでめでたくクリアとなりました。

フィニッシュは図らずもぞうさんのラウンドスライサーでした。
ぞうさんに槍と盾、というのが今回の冒険のメインテーマだったので、それを体現してくれました。

みんな、お疲れもに。

2025年12月10日(水)

いいこじでとなめ

フミと申します。無職になって1979日。
今日の雑記のタイトルは謎の文字列。誤記じゃないよ。

今日は久しぶりに角煮を作りました。

一緒に煮るためのたまごを茹でる際に、先日の復習の意味も込めて、また錐を使って殻に小さな穴をあけてゆでたまごを作りました。
前回から多少慣れたせいか、今日は結構いい感じの力加減で作業することができました。
「たまごのあなあけ」スキルの経験値がたまって来てる感じ。

で、その効果のほどはどうだったかというと、結論から言うと、またも測定に失敗しました。

またかよ!? って感じですが、角煮を作るときは最初にお肉を軽く焼いたあとに下茹でをして、その後改めて調味料を入れて煮るんですが、一度茹でたゆでたまごをお肉と一緒に鍋に入れるタイミングはこの下茹での後でして。
で、今回ゆで卵はお肉を焼く前に早々に茹でてしまっておりまして、お肉の下茹でをしてるあいだに十二分に冷ますことができてしまったことにより、とても簡単に殻を剥くことができてしまったのですよ。
これが穴をあけたことによる恩恵がどうかさっぱり分からないくらい、そりゃもう、つるりんと。

だもんで、この穴あけ作業の価値をちゃんと実感するには、二つのゆでたまごを作る際に、片方は穴あけアリ、もう片方は無しにして、茹で上がったあと冷水でザーッと冷やした直後に、それぞれ剥いてみて、剥きやすさに差があるかどうか確認する、みたいなことするしかないな、と思いました。

実験計画法の基礎を押さえないといけませんですよ。

角煮だよー

今日のご飯。
比較的お安い肉だからか、バラ肉とはいえ脂身が多すぎて食べててちょっとうぐぐ、って感じちゃいました。

以前角煮を作った時はこの脂身に身体が拒絶反応を起こして、残りを口にすることができなくなってしまった結果、改めてカレーを作ってそこに煮込んで消費した、という経緯がありましたが、あれからしばらく経って身体の状態ももう戻ってるかと思い今回作って食べてみたところ、お昼に食べる際はなんとか食べきれたものの、それから数時間経った今もなんだか口の中というか喉の奥というか、あるいは食道なのか胃なのか分かりませんが、脂身の胃もたれ感が拭えず、食欲が消失してます。
なんなら胃薬的なものを飲みたい気持ち。

……今回もカレー作戦をしないとダメかも?

昔ならおいしく食べられていたものが、加齢とともに楽しめなくなってしまうのを実感するのは、ちょっとだけ切ない。

話は変わって、フュージョンワールド。

今週末にはブースターパック第8弾「誇り高き戦闘民族」のオフライン版がリリースされます。
おそらくデジタル版は来週半ばの実装だと思われますが、新弾追加もさることながら、制限改定による環境変化が特に大きいタイミングになりそうです。

長らく覇権を取っていた赤セルや黄ブウが弱体化されることで、また新弾の実装によりどんな環境になるのか楽しみです。

そんな中、思い出したようにMANGAリミテッドバトルのイベントに着手しました。
来週まで期限があるのをいいことに、先週はまるっと放置してしまっておりましたが、昨日5戦、今日10戦プレイして、現状15戦こなしました。ノルマまでもうあと半分。

今回も危なげなく7勝達成です。

今回も危なげなく7勝達成です。感謝感謝。

でも前回のイベント時にも書いた通り、このイベントは勝敗はともかく対戦をこなしたい勢がワラワラと湧いてくるので、シビアに勝ちを争うイベントに比べると勝ちやすいのです。
今のところ15戦15勝ですが、これはまあ、そういうことなんですね。

それでもうれしいパーフェクト。

それでもパーフェクトは嬉しいよ。
あと1週間くらいの付き合いになるかもしれないけど、もう少しだけよろしくね、セルくん。

さて。最後に今日の雑記のタイトルの伏線を回収しておかないと。

ここで数学の問題ですが、このひらがな8文字を並び替えてできる文字列は、全部で何通りあるでしょうか。

これは高校数学の基本的な問題なので、大して難しくもなく、
8! / 2! = 20160 通り
という感じで、暗算だとちょっと大変ですが、このくらいなら手計算でも求められますね。

では、その約2万通りの中から、意味の通じる文字列はどのくらいあるでしょうか?
ってなると途端に数が減り、それと同時に数学の問題ではなくなります。

たかだか7種8字からなる限られた組み合わせなんですが、ぱっと見いろんな単語が見え隠れしますよね。
3文字の言葉だけピックアップしても、
・いいこ
・いじめ
・めいじ
・いとめ
・こいじ
といったものが見つかります。
略称、固有名詞、スラング的なものも考えると、
・となめ
・でじこ
・めなと
・いでこ
みたいなのも見つかります。

3文字に限定してパッと見つかっただけでこんだけあるので、じゃあ並び替えて意味の通じる例はどんなのがあるか、と考えてみると、例えば、

「なめじいといでこ」(なめ爺とiDeCo)
「いいとなめでじこ」(いいトナメで事故)
「めいじこないでと」(明治来ないでと)

みたいな感じで、まあちょっと無理はあるけどなんとか意味が分かりそう、というものを含めると、他にもいくつも作れそうな感じです。

じゃあ、ここで最後の問題ですが、今日私がタイトルに設定しようとした文字列はなんでしょうか。

正解は……

「じめいでないこと」(自明でないこと)

でした。

なんとなく平仮名で書いてみたらアナグラムが色々ありそうじゃない?
って思ったので色々書いてみましたが、そう、今日はなんとなく日々思っていた、自明でないことを書いてみようかな、と考えていたのでした。

でもね、なんかここまで書いて今日はもう結構満足しちゃったので、何が自明でないのかは宙ぶらりんのまま船は進みます。

投げっぱなしがすーごい。

2025年12月9日(火)

非線形カニ関数

フミと申します。無職になって1978日。
今日はカニを売ってるのを見てきました。一番高いヤツで12000円でした。ふへー。

最近、自治体のごみ出しのルールについてちょっと気になることがあったので、今朝はその確認のために役所の環境課みたいな部署へ電話で問い合わせをしました。

電話問い合わせで疑問は氷解したのですが、その際対応してくれた担当者さんが、多分電話の声から察するに比較的若いであろう男性の方だったのですが、全体的にすんごく穏やかで丁寧でした。

「なんでそんな丁寧なんですか?」
って尋ねることはもちろんしなかったですが、競合他社があるわけでもない行政サービスであれば、懇切丁寧にしてくれるのは住民としてはありがたいんだけども、どういうモチベーションでそうなってるんだろう、という、こないだの来訪ナゾ勧誘マンに対する疑問は反対のベクトルの同じような疑問が湧いてしまいました。

育ちがいい、とか職員教育の賜物、とかそういうことなのかもですが、なにもそこまでせんでも、と思わなくもないけど、でもまあこのご時世、やいのやいの言われるくらいならそういう感じで徹底したほうが無難なのかも。

今回体験した1回の経験だけで総体を論じることはできないし、電話対応と実際の仕事ぶりの良し悪しは分からないんですが、こういう人がいるのに「お役所仕事」みたいなフレーズでひとくくりにされちゃうのは、それはそれでなんかちょっとかわいそうというか、やるせなさみたいなのを思ったりしました。

一住民のフミさんは地元の役所の職員さんを応援してます。

ただ、電話に限らず役所の応対で未だに若干しっくりこないこととして、こっちのことを「お客様」って呼称するのがあります。なんだかもにょもにょしちゃいます。

確かにそっちが提供している行政サービスの享受者ではあるんだけど、それをもって住民は行政サービスの「顧客」なのかと言われると、果たしてホントかなー、と思っちゃいます。
利用者ではあるんだけど、客ではないんじゃないかと思うんですが、でもネットをちらりと眺めてみると、なんか一般的にはそんなに違和感がないようなので、もしかすると日本語の理解力の問題なのかも。
でも客、客かぁ。

一般に、まだサービスを享受していないけど、潜在的な顧客だからという意味で相手のことをお客様って呼称する文化風習があるのは分かるけど、行政サービスを受ける地域住民ってそもそも顧客に該当するのかな。不思議。
自分の中で小売りのイメージが強すぎるだけかなぁ。

じゃあなんて呼べばいいんだ、みたいな話になるかもですが、物理的に来てる人だったら来庁者とか、今回みたいに電話対応だったら利用者とか、そういう感じでいいのになぁ、と思ったり。

でもそう呼んだら呼んだでいちゃもんを付けられて、じゃあそう言うことなら、と今みたいにお客呼びしたら今度は私みたいな人からいちゃもんを付けられて、ガー不連携を食らっちゃう職員さんがかわいそう。
ごめんて。

話は変わって。

今日は火曜日でして、図書館からの帰り道というか寄り道でいつものディスカウントストアに行ってきました。
で、昨日あれこれ言ってたカニを実際に見てきました。

やっぱり赤って色がなんかおめでたい感じがしますね。お正月っぽさというか。
安いものでも3000円とかで、高いのは12000円でした。

そこのお店で取り扱ってる食料品の単品の価格としては、一番高い商品なんじゃないでしょうかね。
さすカニ。

買い物をしながら、何度かそのカニ売り場の周辺をうろつきつつそれとなく観察してましたが、観測している範囲では誰一人買い物カゴに入れてませんでした。

3%、世帯の3%はいるであろう1億円さんは通りがかってませんか?

いや、そもそもそういう層はこういうお店に来ないから出会わないとか?
んなこたーないよね。
きっと今日も私が見てないところで12000円のカニが売れてるにちがいない。

そんなフミさんの今日のご飯は500円くらいで買ったでっかいハンバーグを焼いて食パンにはさんで食べました。豪華。

月に2回くらいこのディスカウントストアに行くわけですが、100g88円くらいの生のハンバーグがたまに売ってるので、見つけたらだいたい買って帰ります。

ハンバーグくらいならそんな手間じゃないし自分でこねて作ってもいいんですが、成形されたハンバーグがこの値段で売られてると、その隣で大して変わらない値段で売られているひき肉をわざわざ買って自分で改めてハンバーグを作るのがちょっと億劫になっちゃうのです。

500円でこの満足感。
12000円あればこの満足感が20回以上楽しめるのかー、と思うと、カニさんの立場がちょっと危ういところ。

食料品というか食事に限った話じゃないけど、こういうのってどこかで費用対効果が線形変化じゃなくなるんだろうなぁ。

果たして適切なたとえかどうかは分からないですが、RPGであるような、

・必殺技レベル1
消費コスト 5
威力 10

・必殺技レベル2
消費コスト 10
威力 15

・必殺技レベル3
消費コスト 20
威力 25

みたいなバランスをイメージできますでしょうか。

単純に威力を消費コストで割った数値で比較しちゃうと、高レベルな技ほど損をしてるように見えちゃうんですが、実際にはそこにターンとか時間といった概念があるから、単位時間あたりに高ダメージを目指すという意味では、高レベルな技にもちゃんと価値があって、実際強い、みたいな。

多分、12000円のカニは必殺技レベル5とかそういう感じなんだと思います。

人生における食事の回数の上限ってのはある程度決まっていて、一般的に言えば10歳のお子さんに比べたら、60歳のおじいちゃんおばあちゃんの方が残されている食事の回数が明らかに少ないんだから、そういう意味では単位時間あたりに高威力の必殺技、それこそレベル5のカニを食べたっていいんですよ。
いやまあ、10歳のお子さんももちろん一緒に食べていいんですけどね。

無職になってからは特にそうですが、普段生活している感じだと朝ごはんってもうほとんど食べてないので、一日二食生活になっちゃってることを考えると、年間の食事の回数って800回も無いんだろうなぁ。

今のところ大きな病気とかが無いにせよ、あと何年生きていけるのか、そしてそのうち何年、五体満足で健康な暮らしを送っていけるのか、そういうのはきっと誰にも分かりませんが、向こう50年も生きていることもないと思うと、残されたご飯の回数もなんとなく見えてきたり。

そんな貴重な1回を、安易にコーンフレークに充当しちゃっていいのか!?

結論:いいんですよ。
コーンフレーク、おいしいからね。

コーンフレークしか食べられない人生というのはもしかすると若干楽しくないかもですが、数ある選択肢の一つとしてコーンフレークを食べられる人生というのは結構楽しいんですよ。

っていうかそもそも、今日のハンバーグさまは豪華(当社比)な食事の部類なのでした。
フミさんのここ数年の食費の状況として、だいたい月平均で2万円前後なので、そう考えると1回の食事で500円+食パン代って考えると、ちょっと豪華なのがお分かりいただけると思います。

そして、年齢的な意味でもお肉の塊を数百グラムもまとめて食べるのはなかなかしんどいのですよ。
お腹いっぱいでうごけにゃー。

今日も最後に、ロマサガ3リマスター進捗報告。

影の方の四魔貴族を全部倒しました。

その後、暗闇の迷宮に籠ってレアアイテムドロップのための乱獲に精を出してました。

・ドラゴンパンジー
ヒドラ革が2枚集まりました。
前の火術要塞のと合わせて、これで3個のヒドラレザーが作れます。
ブラックは魔王の鎧、ボストンは自前のロブスターメイルがあるので、とりあえずヒドラ革集めはおしまい。

・玄竜&ゼラビートル
主に水鏡の盾。
おまけで水心の爪。
水心の爪は一応フォルネウス戦で持ってれば装備したけど、別に魚鱗でもいいしなぁ、という感じ。

凝視の見切りを修得できたらいいなぁ、と思って戦ってたら、見切りの極意を覚えるより先に盾が3つ集まっちゃいました。
5人全員に盾を装備するつもりでいますが、ブラックは魔王の盾、もう一人はウィルガードでいいので、あとは見切りのための乱獲が続きます。

・グリフォン
タイニイフェザーのための乱獲。
でも別にフェザーブーツが欲しいというよりは、あくまでヒドラレザー等を開発するためにフェザーブーツも開発しなきゃ、という話。
烈風剣のおかげでラバーソウルの方が強く見えちゃうのがかわいそう。

・アスラ
みんな大好きアスラ道場。
使ってる武器種の技も大部分が修得できて、あと欲しいのはロビンのファイナルレターだけという感じ。
槍使いのぞうさんも無双三段は覚えてないけど、ラウンドスライサーを覚えたから別にいいかな、の気持ち。

こんな感じで暗闇の迷宮で乱獲を続けてたら、みんなHPが900オーバーになり、ぞうさんに至ってはそうそうに999に到達しちゃいました。

このあとトロールストーンも1-2個は欲しいなぁ、なんて思いつつも、そろそろ乱獲にも飽きてきたので、さくっとアビスへ足を運んじゃってクリアしちゃうかも、な気持ち。
移り気モニモニ姫。

事前に東方に行って魔王の鎧を攻略してると、四魔貴族の影を倒してからエンディングまですっごいあっという間な感じになるのですが、リマスター版だと暗闇の迷宮で戯れる時間が生まれるので逆にちょうどいい感じもあったりなかったり。

でもまあ、どんなに遅くとも今週中には終わっちゃうなぁ。
前のスパロボインパクトに比べるとあっという間。

まあそれはそう、という感じもしますが、それはそれとして年内にまたもう一個くらい何かプレイしたいところ。

2025年12月8日(月)

二重の本末転倒

フミと申します。無職になって1977日。
今日を含めて今年はあと4回しか月曜日が……ってもういいね。

今日のメインは食べ物のお話。

最近ゆでたまごを食べる時にふと思うのが、ゆでたまごのカラをもっとするりと剥けるようになったら、劇的に、とは言わないまでも、日々の生活のクオリティ、所謂QOLのちょっとした向上につながるんじゃないかなぁ、とかそんなこと。

まあ、せいぜい食べても週に1回とか2回なので、仮に現在の剥き速度が3倍になったとしても、それで得られる時間はホントにわずかしかないのですが、このQOL向上ポイントは時間短縮というよりも、あの力業では解決できないなんとも言えない感じのもどかしい作業が短くて済む、という精神衛生の方に寄与すると思うのです。

そんなわけで、この令和の世になって今更も今更ですが、google先生に「ゆでたまご むき方」とかそんなお伺いをしてみたところ、たまごの下の方に画鋲で小さい穴をあけておくといいよ、ってのを教えてもらいました。
なお、茹で上がったたまごを冷水でしめる、っていうのもそれとは別に見つかりましたが、そっちは既にやってまして、その程度じゃまだ満足できないのです。

で、画鋲ですか。画鋲ねぇ。
学校で壁にポスターとかを貼ったりするときのアレね。

ここで急に脱線しますが、このポスターをはるって時の「はる」の漢字表記ですが、張るなのか貼るなのか問題に、これを書いててぶち当たりました。

漢字のイメージとしては張るの方は、昨今の日常用語じゃなくて物理でいうところのテンションのイメージで、ピンとした緊張状態を想起させますよね。
で、貼るの方はのりでぺたーっとくっついてるイメージ。切手とか、春のパン祭りの応募シールとか。

じゃあ画鋲で壁に留めるポスターの場合はどっちなんだろう、って話で、四隅を適切に留めてたら確かにピンと張りつめている状態なので「張る」ってのも妥当な気がしますが、ノリでくっつけてた場合は「貼る」の方が妥当な気がするし。

でも待てよ。

この考え方をする場合、テンション的なニュアンスの「張る」はあくまでその物体の状態を示していそうな気がするぞ。
要するに「自動詞」っぽいイメージなのよね。糸が張る、みたいな。
勿論、テントを張る、みたいに他動詞として使う用法があるのは分かるんですが、それも結局「テントが張った状態にする」というニュアンスだと思うと、この「張る」という言葉の主成分はぴーんとする/させる、みたいなところだと考えられます。
一方「貼る」の方は他動詞で、何かをぺたっとくっつける、みたいなイメージで、状態ではなく動作を示していそうですよね。

ということは、だ。

「ポスターをはる」って表現した時に、話者がそのポスターを
「ぴーんとさせたぞ」
ってことを表現したいなら「ポスターを張る」だし、
「ぺたっとくっつけたぞ」
ってことを表現したいなら「ポスターを貼る」なんじゃないかなぁ、というところまで思考しました。

で、google先生で答え合わせ。

むむ。むむむ。

もっとさくっと答えが見つかると思ったら、ちょっとだけフクザツな事情がありそうな感じでした。

ざっくり眺めてみた結論としては、ポスターの場合は「貼る」が優勢だけど「張る」でもまあ誤用ではないよね、くらいな温度感でした。

というのも、10数年前の常用漢字の改正のタイミングで「貼る」が常用漢字に追加されたことで、従来は「張る」「はる」で表現されていたポスターも「貼る」で表現されることが増えて、みたいな経緯も絡まって、なんだか一筋縄ではいかなさそうな感じです。

あとね、ポスターなんかもそうなんですが、この世の中、ぺたっとくっつける際に、その対象物をぴーんと伸ばす行為とセットになってることが多いんですよ。
湿布とかもそうじゃんねぇ。

湿布は貼り薬の代表選手みたいなところがありますが、あれはくっつけることで患部を治療する、というものなので、当然湿布は「貼る」わけですが、その湿布を有効に機能させるには湿布を「張った」状態にして肌に「貼る」ワケですよ。

そう考えると「湿布を張る」と表現するのは、厳密には間違いというか、そのフレーズだと「湿布のフィルムをまだ剥がさずにピーンと伸ばした状態にした」というアクションだと解釈するのが妥当で、「湿布を貼る」でようやくフィルムを剥がして肌にくっつけられたぞ、って感じなのかも。

英単語的対応を考えてみるともうちょっとイメージしやすくなるかもで、「張る」の方はstretchとかspreadとかそういう系で、「貼る」の方はstickとかpasteとかそういう系なんじゃなかろうか、と。

ということで、ポスターについては用いたツールが画鋲だったとしても、ポスターを壁に「張る」っていう表現よりは、ポスターを壁に「貼る」って表現したほうが妥当なんじゃなかろうか、というのがここまでの考察の結論になりました。
日本語って面白いね。

閑話休題。

ゆでたまごの話です。ゆでたまご。

ゆでたまごをつるりんと剥くために画鋲が欲しいのですが、生憎我が家には画鋲はありませんでした。
そもそも、学校や職場ならいざ知らず、一般家庭に画鋲ってあるのかな。

で、代用できそうなものが無いか探してみたところ、普段あまり使っていないペン立ての中に錐を見つけました。
この錐、工具というよりはどちらかというと文具のような顔をしてるのでペン立てに入れてあったのですが、はさみに比べると使用頻度がとっても低く、多分2025年初登場なんじゃないかと思います。

そんな年一で仕事をするかしないかの錐くんですが、今回ゆでたまごをキレイに剥こう委員会の主要メンバーとしてめでたく抜擢されました。おめでとう。

ゆでたまごの動画を見て学んだ通り、茹でる前に小さい穴をあけようと試してみたのですが、これって結構怖くない?

下手に力を入れてヒビを入れようものなら、生卵成分がにゅるんって噴き出してきちゃいそうだし、かといってツンツンと軽くつっつく程度じゃ全然ダメージが入らないし。

実時間で何分間費やしたかは分かりませんが、この錐で生卵に小さい穴をあける作業というのが、これはこれで結構繊細さが求められる感じで、この作業時間とそのためのストレスは、果たしてゆでたまごのカラ剥き部分でちゃんとペイするんだろうか、と思ってしまいました。

で、結果はどうだったかというと、今日のゆでたまごはゆで時間がちょっと足りなくて、カラを割ってたら中身がそこそこぐじゅぐじゅ漏れ出てきてしまったので、効果測定不能でした。ちゃんちゃん。

ひどい。これはひどい。

何がひどいって、こんだけ長々と書いておいたら、当初の目論見通り、ゆでたまごが上手に剥けましたー!
みたいな結果を期待するじゃんねぇ。

それがさぁ。ゆでたまごがちゃんと作れませんでした、だぁ?

だいたいなー。

メインのつもりのゆでたまごの話よりも「張る」「貼る」の議論の方に長く尺を使ってない?

もっと言うと、今日はゆでたまごの話だけじゃなくって、一緒に食べた油揚げの話もしたかったのに。

子どもの頃に比べて、最近は油揚げをとてもおいしい食べ物だと思うようになったよ、っていう話をしたかったんですよ。

子どもの頃の油揚げって、お味噌汁にいるなんとなく食感が不思議な食べ物、くらいにしか思ってなくって、油揚げのおいしいメニューといえば
「油揚げの中に刻んだチーズとネギを入れてトースターで焼いたもの」
くらいしか思い浮かばないくらいだったんですよ。

でもね、最近油揚げを頻繁に食べるようになって、油揚げをいくつかの調味料と一緒に炒めるだけでも結構おいしいおかずだなー、って思うようになりまして。

なんなら上述のチーズ入り油揚げを改めて食べてみたら、昔はチーズの味だと思ってた要素が、実は油揚げの由来の味だったんじゃない?
なんて思ったりもして、個人的に油揚げくんの株が爆上がりしてるんですよ。
おいしい上に食べ応えもあって、そして何よりお安い。言うことないじゃんねぇ。

こんな感じの、油揚げに対する熱い思いをもうちょっと真摯に伝えるつもりだったのに、ゆでたまごに、ひいては張る/貼る談議に脱線してしまいました。

油揚げくん、ごめんよ。
2025年のベスト食材オブザイヤーは油揚げくんが受賞予定だからね。

いやー、行き当たりばったり系の雑記だと、当初思い描いていたプランと全然違う感じで進んじゃうこともありんすねぇ。
でもまあ、このくらいのゆるさでやっていくのがちょうどいいのかも。

そして今日も最後に、ロマサガ3リマスター進捗報告。

っていうか、バグ報告?

見て見てこの画面。

トレードイベントの没データが顔を出してきました。その1

トレードでの一幕。

打倒ドフォーレ商会(赤字経営)の途中で、こんな画面が見つかりました。

トレードイベントの没データが顔を出してきました。その2

トレードに限らず、ロマサガ3にはいくつかの没データが眠ってる話はそれなりに知られていますが、そういうのってメモリをいじったりしないと顔を出してこなくって、フツーのプレイというか通常操作ではアクセスできないところに眠っているイメージだったんですけど、今回はひょっこり顔を出してきた模様。

トレードイベントの没データが顔を出してきました。その3

黄京や玄城などの東方の地域だったり、あるいはラシュクータなんかもトレードのデータを用意してたんでしょうね。

同盟を結んでいる各社と、ドフォーレ商会を除いて片っ端から買収していったら、この画面を見ることができました。
もしデバッガーだったら嬉々として障害表を発行してたと思います。笑。

で、ドフォーレ商会はというと、なんだかんだでグルメロアーヌが一度に40億くらい出資してくれるまでに成長したので、あっさりモニモニカンパニーに吸収されてしまいましたとさ。

2025年12月7日(日)

スマウグマラソン

フミと申します。無職になって1976日。
今日を含めて今年はあと4回しか日曜日がありませんよ。

今日は天気もよかったので自転車でひとっ走り、チョコレート屋さんに行ってきました。

チョコレート屋さんだけに、当然チョコレート目当てに買いに行ったのですが、なぜか一緒に売ってたおかきのフレーバーがちょっと珍しそうだったのでそっちも買っちゃいました。
マヨネーズ味とか、鶏手羽先味とか。チョコレート関係ないじゃんねぇ。

こんな感じで最近は自転車を買い替えたおかげでそこそこ頻繁にお出かけするようになりました。

そもそも自転車を買い替えた原因が自転車ですっ転んだのが原因だとすると、これはある意味ケガの功名という感じがしなくもないです。

一方、さほど大事ではないものの、先月すっ転んだ時に左肩側からズザーって感じで地面に叩きつけられたので、それ以降なーんとなくですが左肩をぐるぐるするとちょっとだけ違和感があるようなないような。
果たしてこれが打撲的なダメージなのか、それとも単純に四十肩的なものなか、真相はナゾのまま。
毎朝のラジオ体操の時に両腕を回すんですが、なんか左肩だけ怪しさがあるんよなぁ。

仮に打撲だったとしてもひざ小僧の修復みたいに外から分かるようなものじゃないので、これはこれで経過観察するしかないのかも。

そして今日も今日とて、ロマサガ3リマスター進捗報告。

なんかセリフがちょっと面白かったので

神王の塔に登ってきました。
道中のモニモニ姫の呼びかけがちょっと面白かったのでスクショしちゃいました。

ドフォーレ商会……おいたわしや

あとはトレードイベント2回目をやってみたり。
これは債務超過してそうなドフォーレ商会の図。かわいそう。

リマスター版になって一部のグループ技が妙に強くなってる感じで、グルメロアーヌとかは20億オーバーの出資をしてくれたりするんですが、そもそも買収対象の相場がそこまで高くないので、中盤以降はグループ技の一番最初に表示される「馬」グループで決着してる模様。ひひーん。

そして。

竜槍スマウグげっと

ついさっき、銀氷河でスマウグマラソンして入手しました。
といっても今回は30分くらいで入手できたのでかなりの上振れ。

これで今回のプレイの当初の目的だった「ぞうさんにスマウグ」を達成できました。
ステータスも大分上がって、四魔貴族もアウナスとフォルネウスの2体を倒しました。

魔王殿もビューネイの巣もいずれも宝箱は漁り終わってるので、後はもう倒すだけ、みたいな。

でもその前にアビスリーグイベントもやっておこうということで、急遽商売っ気に駆られてモニモニカンパニーを運営してる姫なのでした。

2025年12月6日(土)

ヒドラマラソン

フミと申します。無職になって1975日。
今日を含めて今年はあと4回しか土曜日がありませんよ。

年の瀬って感じですねぇ。
寒くなってきたので最近は部屋でも靴下をはいて、ひざ掛けしをながらパソコンしてます。

感覚的にはまだまだ新品の気持ちでいるんですが、パソコンを買い替えて早一年。
今のところ問題なく動いてくれてます。ありがとう、ガレリアさん。

去年はパソコンを買い替えたのに対して、今年は夏ごろにスマホの買い替えと、年末に自転車の買い替えとがあったので、ここ2年は例年より出費が多そう。
でもきっと、そういうのよりも電気代の高騰とかそういう生活インフラ系の値上がりの方が影響してるかも。
来年になったら改めて年間の出費内訳の確認をしてみようかな。

あ、そうだ。世間様的には、そろそろボーナスの時期じゃないでしょうかね。
通常のお給料タイミングとはまた違ってまとまった額がもらえる、なんとも不思議なシステム。
一般的な給与体系の方にとっては、まさに臨時収入って感じのイベントですよね。

今のフミさんには無縁はお話ですが、それでも世間様が幸せムードになるのはウェルカムです。
ボーナス、いいよね。うんうん。
もうボーナスをもらった組の人は、この週末にいつもよりちょっと豪華なご飯とか、いいんじゃないでしょうかね。お肉とかお肉とかお肉とか。

うちは無宗教だけど年末のクリスマスとなると、街が全体的に浮ついた感じで、全体的に街のオーラとしてこう、
「幸せだろう、幸せだよねぇ?」
みたいな雰囲気で世界を飲み込んでいくような、そんなところが好きです。

自分自身が直接どうこう、という影響は無いにしても、空気感とか雰囲気みたいなのにバフを受けてる可能性があります。
タダ乗りできるバフはありがたいね。

スーパーの食品コーナーのラインナップも徐々に年末年始向けにシフトしていきますよね。
カニとか。
あれって「いいお値段するなー」って商品を見て満足しちゃう感じですが、量にもよりますが1万円とか、すごいよね。ただただすごい。

「あら、カニ売ってる。いいわね」
的なノリで衝動的に購入できるお客さんはそんなに多くないとは思うのですが、それでも売ってるということはちゃんと買ってる人がいるんだろうなぁ。

そもそもなんですが、世の中の一般家庭で、出費を計画的にコントロールしている人達ってどのくらいいるんだろう、みたいなのがちょっと気になりました。

収入が不安定な職業だとちょっと難しいのですが、一般的なビジネスパーソン的な働き方をしていると、よほどのことが無い限りは月間、ひいては年間の総収入が事前に分かっていますよね。
残業の時間数で多少の変動はあれど、いきなり100万200万のオーダーでズレたりすることは無いハズ。

となると、その収入をあてにした上で、
「よし、今年は一年で○○万円使おう」
みたいな計画をしている人ってどのくらいいるんだろう。

もしそういう出費の計画があって、その計画の更新タイミングが1月なのであれば、更新直前の12月に余っているお金があったらその分を使っちゃおう、って気持ちにもなるかもなのですが、果たしてそんなご家庭が世の中にどのくらいあるんだろう。

フミさんの在職中は当然そんなコントロールをしていたハズもなく、どちらかというと何も考えずにお金を貯められる分は貯めてた感じで、さほど積極的に消費するってことはあんまりなかったかなぁ、という感じです。
まあそのおかげもあって、無職になってもしばらく食いつないでいける状況が生まれているのですが、それはそれとして、火急の要件に備えるお金、みたいなのを取っておくのは大事だとしても、ちゃんと日々働いている人なのであれば、必要以上にキープしちゃうのも、それはそれでちょっともったいない感じがしちゃうかも。

こういう年末の浮ついたシーズンに、浮ついた商品が多々巷にあふれてる状況で、そういう浮ついた感じのものを手に取るのを無駄遣い、と断じてしまうのも、なんだかちょっと寂しい感じがするんですが、もし事前に年間予算を立ててそれに準じて消費しよう、という意識があったら、もっと気楽に年末のカニやら海老やらを買って幸せな晩餐を過ごせたりするんじゃなかろうか、と思ったり。

これはとても感覚的な漠然とした話ではありますが、仮に資産が10億円あります、みたいな人だったら、そんな細かいことをいちいち気にする生活をしなくてもよくて、気の向くまま風の向くままに食生活を楽しんでいいと思うのですが、さすがにそういうのは限られた人で、じゃあこの年末のカニを買えるスレッショルドはどの辺なんだろうな、と考えると、これがかなり怪しいというか、この答えに個人差がかなり出そうな気がします。

年収が400万円の人と800万円の人がいて、後者が前者の2倍のゼイタクができるかというと、多分違うんだろうなぁ、みたいな話に近いものがあるかも。
税金その他で云々、みたいな議論の余地はあるにしても、家庭の事情よりけりだし、単純に年収の多寡だけで比較ができないのも分かりますが、この年末のカニを気兼ねなく買って楽しめるファミリー、あるいは別に個人でもいいですが、そういう人たちは一体どういう人なのか、ちょっとだけ気になります。

まあ、だからといってカニ売り場に張り込んで商品をカゴに入れる人をいちいちチェックしたりはしませんけども。

NRIの2025年のデータによると、1億円以上の純金融資産を持つ世帯数が全体の3%くらいはいるそうなので、100世帯中3世帯程度は1億円もってるよ、という話になるわけですが、じゃあ1億円あったらカニを買うのに抵抗がないかというと、それまた別のお話で、
「1億円程度じゃゼイタクはできないなぁ」
って考える人がいても、それは別に不思議はないというかなんというか。

しかし3%かぁ。
思ったより多いなぁ、というのが正直な感想。

ただまあ冷静に考えてみると、これは自分の想像力の無さによるものなだけかもしれなくて、というのは、周りの友人たちの資産がいくらあるのかなんて知る由もないので雰囲気で推察するしかないものの、まあ仮に自分と同じ世代の人たちの中でカウントしたら、確かに3%くらいはいてもいいし、なんならもっと多くても確かに不思議はないかもなぁ、みたいな感触。

ざっくり20年くらい働いて、その間の平均年収が500万円だとしたらそれで1億円だもんねぇ。
ここから税金その他を3割程度差っ引いて7千万円、そんな男女が一緒になったらその家庭としては1.5億円分の手取りになって、それで20年の間に5千万円分消費してなければ、確かに1億円くらいは純金融資産が残りますね。

というすんごい皮算用というか色々ツッコミどころはあるにせよ、そんな人が3%くらいは確かにいてもいいよね、という感じにはなりますね。ふむふむ。

こんなことを呑気に書いてると、
「そんな簡単にお金はたまらないんだから! ムキーっ!」
って一部界隈の人から怒られたりするかもですが、大多数はそうじゃないけど、中にはそういう人がいてもいいよなぁ、ってお話なので悪しからず。

「無職がなんか言ってらぁ」みたいなノリでさらりと流してくださいませ。

最後に、今日のロマサガ3リマスター進捗報告。

ねんがんのヒドラ革をてにいれたぞ!

火術要塞に籠ること2時間くらい。
撃破&ロードを繰り返して、ようやく一枚目のヒドラ革を手に入れました。
ねんがんのヒドラ革をてにいれたぞ!

ステータスはこんな感じ

現状のステータスはこんな感じ。
戦闘レベルによらずクリアできそうな主だったイベントはそこそこ片付けて、ここからは順次四魔貴族を討伐していく感じになります。

火術要塞に来る前に、軽い気持ちでファイターモードで適当にアラケスに挑んだら返り討ちにされましたが、現状のステータスならばそれなりに準備して挑めばまあいけそうな雰囲気はあります。

なによりハーマンをさっさと黒髪ブラックに戻してあげたいので、まずはフォルネウス討伐をしちゃいたいところ。

あと、このあと銀氷河でのスマウグマラソンも控えてるので、もうちょっとステータスを上げて、さくさくドラゴンルーラー狩りができるように育てたいところ。

2025年12月4日(木)

再生能力

フミと申します。無職になって1973日。
ひざの傷が治りました。かさぶたくん、さようなら。

自転車で転んだのが先月の11日だから、完治するまでに20日以上要していたことになりますね。
子どものころはもっと早く治ってた気がするけど、やっぱり大人になると再生能力が落ちちゃうのかな。

しかしながらこういう皮膚の修復機能を目の当たりにすると、改めて人体ってすごーいって気持ちになります。
毎日ご飯を食べてるので一応燃料は投下しているものの、本人が何か考えずとも身体が自動的に修復作業をしてくれるんですよ。
剥がれたかさぶたはなんとなくビーフジャーキーの破片みたいな感じでかっちかちなんですが、これがこの20日の間に自動生成されたというのも不思議だし、傷があった場所はまだ周囲の肌と比べて若干色の違いが分かるものの、触っても違和感を感じない程度になってるのも不思議。
いや、不思議というか、すごいメカニズム万歳というか。

よくバトルマンガで人外のすごい敵が、腕を切り落とされても瞬時に再生しちゃうようなシーンがありますが、人間もこうして皮膚程度なら自然治癒しちゃうんだから、程度の差こそあれやってることは変わらないなぁ、なんて思ったり。
まあ、そんなこと言ったら普段生活してて勝手に伸びる髪とか爪とかも同じではあるんですが、あれはなんか「ダメージを受けて回復」って感じじゃないからなぁ。

と言いつつ、フミさんは小さいころから爪を噛む癖がなかなか抜けなくって、大人になってからはずいぶん改善されたものの、それが原因かどうか定かではありませんが、手の爪に関しては伸びる速度が異常に遅くなってしまいました。
というか、もうほぼ伸びてないんじゃなかろうか、という感じすらします。
ネイルが趣味とかでなくてよかったというかなんというか。

親指、人差し指、中指、薬指、小指、いずれも指を横から見た時に爪の最先端が指の腹よりも引っ込んでしまっており、指同士を横からくっつけた時に爪が触れ合うことがない程度に削れてるというか欠損している所謂深爪状態なんですが、これにより日々の生活で困ることと言えば、缶詰のフタを開けるのが非常に難しい、とかそういう感じです。

イージーオープンエンドの缶でも、自力では開けられずスプーンとかフォークを使って開けることがほとんどなので、あんまりイージーオープンじゃないのですが、これはさすがに私が悪いよなぁ、と思いつつも、もう今世ではこの機能は回復しそうもないので、来世では爪を噛まない人生を送れたら嬉しいな、なんて思ってます。

あとすんごくどうでもいい話なんですけども、今回こうして5本の指の名前を書き連ねて改めて気付きましたが、小指って「子指」ではなかったですね。
なんとなく音声だけ聞いてると指の中で親子関係がありそうな感じがしてましたが、他人だったっぽいです。

英語だとそれぞれ、thumb、index、middle、ring、littleって表現するそうで、この中だと親指が一番知名度が高そう。サムズアップとかサムネイルとかそうですよね。
中指と小指は日英で同質のネーミングですね。英語でもやっぱり親子じゃなかったです。ふへへ。

でもなんでこのぶんわり勘違いをしていたかというと、おそらく小さいころに

・おとうさんゆび
・おかあさんゆび
・おにいさんゆび
・おねえさんゆび
・あかちゃんゆび

みたいな対応関係を刷り込まれたからではなかろうか、と思うのですが、でもこれだとあかちゃんだけでなく中指も薬指も子どもっぽい話になっちゃいそうですね。

そもそも、親指って拇印とか母印に使われる指なので、お前は父親なのか母親なのか、どっちなんだい!?
っていうツッコミが生まれそうな気がしなくもないですね。

という、なんだか小学校の給食の時に話題になってもよさそうなレベルの、謎の日本語の話でした。

オトナになってもこんなことをもやもや考えててごめんね、世界。

最後に、今日のロマサガ3リマスター進捗報告。

こんなプリンセスガードはイヤだ

寝る前にちゃんとおトイレも行けないようなプリンセスガードとは早々に別れてしまったモニカ姫改めモニモニ姫。
バンガードを動かして仲間集めのため東方へ出発しました。

まともに戦って勝てなさそうなウンディーネ&ボルカノはデイブレークで処理、乾いた大河の入り口のサンディーヌ3体もデイブレークで処理。
つよいぞすごいぞ太陽術。

水晶の廃墟に寄り道してお宝を漁りつつ、東方に到着。

で、序盤の東方遠征の最大の課題となる、ロマサガRSでも最近戦ったばかりの魔王の鎧ですが、現状遠攻撃ができるのがかなり限定されてて、モニカのバックスタッブはWPの都合上3発くらいしか撃てないし、ロビンはウインドダート、ハーマンはウインドダートとトマホークがあるものの、いずれも100前後のダメージしか出ないので、倒すまでにかなり時間がかかりました。

前衛のゼルナム族が不在の1ターン目はボーナスタイムでみんなでバカスカなぐれるものの、あとはゼルナム族を両方とも麻痺させて機能不全にして倒さないようにしながら、ちまちま上記の攻撃で削り倒しました。
ロビンとハーマンのWP/JPが尽きたら倒しきれなくなるところでしたが、ホントにギリギリなんとかなりました。

メインパーティメンバーが揃ったよ!

メインパーティメンバが揃ったよ!
ここからぞうさんの謎の槍生活が始まる予定。ぱおーん。

2025年12月3日(水)

ポカモニ日和

フミと申します。無職になって1972日。
日が落ちるのが早くなりましたねぇ。

インターホンが鳴ったのでモニタ越しに外を見てみたら、夕方5時過ぎくらいでもう真っ暗になってました。
昼が短くなりました。
今年の冬至は22日らしいので、まだまだ短くなりますね。

ちなみにインターホン越しの訪問者は謎の営業さんでした。

「この地域の担当になりまして、ご挨拶に伺いました。玄関先までお願いします」

前にも書きましたが、こういう感じで同じような言い回しをする人がそこそこ現れるんだよなぁ。
住宅とか太陽光パネルとか、その他諸々の商材で何かを契約させようとする組織的な存在。
でも絶対営業って言わないんよなぁ。

なので、今日もいつも通り

「はい、ご挨拶ですね! こんばんは~★」

って感じでちょっと頭悪そうに伝えてこれで終わるかと思いきや、これがちゃんと「ご挨拶」を字面通り受け止めた返答だと理解されたらしく、その後
「名刺をお渡ししたくて……」
みたいに情報をアップデートしてきました。
コヤツ、前の人よりやりよるな。

「お名刺でしたら、郵便受けにどうぞー」

って感じで今回も事なきを得ましたが、冬場になると寒いので一層玄関先とか行きたくなくなっちゃうよねぇ。

きっとこの人たちも趣味じゃなくてお仕事でやってるんだと思うけど色々大変ですねぇ。

無職の身としては世の中の働いてる人たちに一定の敬意みたいなものは感じるけど、こういう感じのお仕事はあんまり正義を感じないなぁ。

でもどうなんだろうね。
世のため人のためになってるお仕事と、そうでないお仕事みたいなのに簡単に分類ってできないよなぁ。
それぞれの立場ってのがありそうだし。

一見、みんなの役に立ってると思えるような、例えばバスの運転手さんみたいなお仕事も、
「なんだいなんだい、排気ガスを撒き散らして!」
みたいに疎んじられてしまう可能性だってあるわけだし。難しいですねぇ。

自分が正義を感じないからといって、それが必ずしも悪どい商売だってことにもならないから、逆にそういう人に直接どういうお仕事のモチベーションがあるのか聞いてみたい気もしてきました。
時間を持て余してることだし暖かくなってきたら聞いてみるのもまた一興。

本音では「好きでそういう仕事をやってるワケじゃないやい!」みたいなことを考えている可能性もなくはないですが、でもよくよく考えてみるとさ、少なくとも現代日本においては、どういう職業に就くかって、ほぼほぼ自分の意志で決めてるフシがありますよね。

確かに「好きで働いている人」は少ないかもしれないけど、「自分の意志とは無関係にその職業に就いてる人」ってのもかなり少ないんじゃないかと思います。

「気付いたらバスの運転手になってた!」
なんて話聞いたことないし。
数ある職業の中から自分で選んで、場合によっては試験とか面接とかを受けて、晴れてその仕事に自分の意志で就いてるわけだから、そこに何かしらのモチベーション、動機があるハズなのよね。

仕事を選べるような立ち場にないから、やむなく、みたいなこともあるかもですが、そうだとしても、各自に残された複数ある選択肢の中から何かしらの基準でチョイスしてるんだと思うので、それが前向きか後ろ向きかは分からないですが、何かしらのモチベーションがあるんだろうなぁ。
こういう曖昧でもやっとする訪問営業の職についてる人のモチベーションって、やっぱりお給料がいいとかそういう感じなのかな。
あるいは、疎んじられるかもしれないけど、人とお話するのがとても好き、とか。

でも自分に対して好意的でない人も多そうな環境でもお話するのが好きってのは、なかなかのツワモノ感があるよなぁ。
真のおしゃべりオバケさんはそういう感じだったりするのかな。
自分とは対極の世界過ぎて、いまいち想像がつかないです。

フツーに暮らしている中で、
「コイツむかつくー!」
みたいな人と会うことは個人差はあれどそれなりにまああると思いますが、それはいろんな人がいるから仕方ないとして、
「この人はなんでこれをお仕事としてやってるんだろう……?」
って疑問を感じる人ってのはあんまり多くなくって、その数少ない人の一例がこの謎の営業さんなんだよなぁ。

そういう意味で、私の中で結構ナゾの人レベルが高い職業でして、やや抽象的ではありますが、「この人の正義はどこにあるんだろうなぁ」と不思議に感じます。

でもまあ、苦しい思い、つらい思いをしてもお金がほしい、という考え方は、共感こそしないけど理解はできるし、そういう感じだったりするのかな。

個人的には、苦しい思い、つらい思いをしてまで働かなくてもいいんじゃないかな、なんて思ってしまうのですが、でもそういうのも個人差あるしなぁ。

と言いつつ現在無職のフミさんがお仕事をやめた理由は、別に苦しい思いやつらい思いに耐えきれなくて、という感じじゃないので、それはそれ。これはこれ。

もうすぐ無職になって2000日になるし、ここいらで、どうしてフミさんは無職になったのか、みたいなのを改めて語るタイミングがあってもいいなぁ。

無職のブログというとなにやら悲壮感を感じる人もいるかもしれませんが、ここは明るい無職、楽しい無職を全面に押し出していきたいところ。

この訪問営業の人に限ったことじゃないけど、みんな、がんばれー!
個人的には好きじゃないし、どちらかというと嫌いなタイプのお仕事ではあるけど、それでもフミさんは寒い中働いてる人を応援してます。

そうそう。

スパロボインパクトを終えて次のゲームはどうしようかな、で白羽の矢が立ったのは……こちら!

ロマサガ3リマスター版 主人公はモニカ姫改めモニモニ姫

ロマンシングサガ3のリマスター版です。PSVitaでプレイしてます。

ロマサガ3は原作SFC版を随分遊んで、このリマスター版も発売と同時に買って遊んでいたのですが、ここ最近リベサガの初見プレイを配信してくれてるVTuberさんをよく見ていたせいか、久しぶりにコンシューマ版のサガシリーズを遊んでみたくなりまして。

今日始めたばかりでようやくオープニングイベントを終えた程度でまだそんなに進めていないのですが、今回はこんなパーティでいきたいなぁ、という思い。

モニカ/剣
ロビン/小剣
ボストン/体術
ブラック/斧
ぞう/槍

これまで何度もプレイしてたけど、その中で「ぞうの鼻で盾を使える能力」を試したことが無かったので、適性を無視してでもぞうに両手武器として竜槍スマウグを持たせてあげたい、というのが主なモチベーションです。

あと、すごくどーでもいいですが、名前もデフォルトネーム以外でプレイしたことなかったので、せっかくだからモニモニ姫に変えてみました。
おかげでシリアスシーンも台無しよ。

ちなみにフミさんはユリアン/エレン/モニカの三角関係は、ユリアン-エレン派です。
ユリモニ派、すまねぇ。

だってさー、他主人公でユリアンを仲間にするときに、プリンセスガードが堅苦しいとか言って抜け出そうとするのはさー、なんかさー、っていうのもありますが、やっぱり幼馴染にはくっついてほしい気持ち。
エレンの気持ちはどうなの問題はなくもないのですが、それでもやはり。

みんな大好きポカモニ

みんな大好きポカモニのシーン。

ポカポカ言うのは綾波レイかモニカ姫かって話ですよ。

スパロボインパクトの時はPS2環境の画像取り込みができずやむなくケータイカメラに頼りましたが、PSVitaならPCにスクショデータを渡せて便利ね。

とりあえずぞうさんをさっさと仲間にするべく、東方の魔王の鎧をしばきに行きたいところ。

ロマサガ3は学生時代にさんざん遊んだおかげで、改めて攻略サイトとかを見なくてもほぼほぼすべてのイベントフラグが脳内にあって、サクサクプレイできます。
きっとこういう人多いんだろうなぁ。

スクエニさん、リベサガのリマスターがとてもよかったので、ロマサガ3のリマスターも楽しみにしてます! なにとぞ、なにとぞー!

2025年12月2日(火)

月初に無職はかく語りき

フミと申します。無職になって1971日。
12月になりましたねー。もういくつ寝るとお正月。

今日のぎょーすーさんでの一コマ。

月一で通うぎょーすーさんのレジは有人レジで現金払い、という昔ながらのお会計方式なのですが、今日もいつも通り食料品数点を買いこんできました。
3千円ちょっとのお会計の際に、お札と小銭を出したところ、なんだか店員さんのおねーさんが一瞬ですが怪訝そうな感じで何か言いたげに、でも結局何も言わずに会計を済ませてくれました。

私としては
「ハテ?」
という感じでお釣りを受け取った後にサッカー台で商品を鞄にしまっていたのですが、その時点でようやく、支払い時に千円札を出しつつお釣りでも千円札を受け取っていたことに気付きました。

レシートを確認したら、3516円の会計に対して、4550円支払って、お釣りとして1034円受け取る、という謎ムーブをしていることが判明しました。

店員さんはお金を出された時点で
「この人、千円多く出してる……(チラっ)」
って感じだったんですが、それを指摘しちゃうと角が立つと思って、ぐっと言葉を飲み込んで何事もなかったかのように処理してくれたに違いない。

ぼーっと生きててごめんなさい。

とはいえ、それに気付いたとて時すでにおすし。

今更レジに戻って
「千円札、余分に出しちゃいました。てへぺろ~」
とか言うのも野暮ってもんなので、こっちも心の中で
「千円多く出しちゃって混乱させてごめんなさい」
とテレパシーを送っておきました。

もし私が時間を操る系の能力者だったら、会計前に時を戻して千円札を1枚少なく払うところでしたよ。

ところで、今回そんな思いをしてお買い物した商品の一つに、スパイスケーキなるものがありまして。

パウンドケーキっぽい見た目のお菓子なんですが、名前から察するにちょっとスパイシーな感じなのかな?
とちょっとした怖いものみたさで試しに買ってみて、ついさっき食べてみたのですが、なんかどの辺がスパイスなのか分からない感じで、ちょっと肩透かしを食らっちゃいました。
別にマズイとかそういうワケじゃなくって、単に名前から想像してた味と違ったというだけで、フツーに甘くておいしいと思いました。はい。

こんな感じのなんだかマヌーな生活ばかり送っていると思われては無職の沽券にかかわる、と思いまして、今日はそんな印象を払拭、相殺するべく、なんか語ってみようかな、ということで、最近ふわふわ感じていたAI、もとい人工知能について思うところをちょっと書いてみよう、と意気込んでいました。

ただ、今一つ最近流行りの人工知能と呼ばれているものがどういうものか、あまりにも分かってないのでちょっとだけ調べてみようかな、と思ってGoogle先生に聞いてみたところ、AI、AIと言われてるうち、主に対象となっているのはディープラーニングという手法なんじゃないか、というところにたどり着きました。
で、このディープラーニングというのがどんなものなのか、名前から察するに、多層構造のニューラルネットワークなんだろうな、くらいはイメージができたのですが、それだけだとどの辺が画期的なのか今一つ想像しにくかったので、もう少し調べてから発言しようかな、という気持ちになりました。

というのも、今から20年くらい前、フミさんの学生時分は、当時の人工知能として研究対象になっていたニューラルネットワーク、ファジィ推論、遺伝的アルゴリズムといったような概念を大学の修士課程まで学んでいた理系学生というか情報工学系学生だったので、「ニューラルネットワークで誤差逆伝播法で学習するモデル」というフレーズは人並みに理解できるのです。

ただ、修士課程を修了して以降、当然のようにその手のジャンルとは無縁の生活を送り、さらにここ5年ほどは一般社会とのダンゼツと言っても過言ではない身の振り方をしているため、果たしてこのフミさん的空白の20年の間にニューラルネットワークに何が起きたのか、そしてなんでこの人工知能の一ジャンルに過ぎなさそうなニューラルネットワークがさも人工知能の代表のようにAI、AI、と叫ばれているのか、その辺がちょっと気になる感じ。
人工知能ってもっと広義の概念じゃなかったっけ。

かるーく調べてみたところによると、ディープラーニングは従来のニューラルネットワークとは違って特徴量を自動的に抽出できるぞ、すごいぞ、みたいな説明がいくつか見つかったのですが、ニューラルネットワークにおける特徴量って入力層への信号そのものじゃなかったっけ?
それが自動で抽出? ってことは入力データが自動なの? んぅ???
という感じで若干宇宙ネコになりました。
さすがにそれはなくない?

さすがにこれでは巷で話題になっているAIブームに取り残されてしまいそうな気がしたので、自分の中の「なーんとなく知りたいことリスト」にディープラーニングを追加しておきました。

とまあ、こんな感じでフミさんの中の人工知能の理解は20年前で止まっているので、世間一般でAIと言われるものが何を指しているのかは分かりませんが、ファジィエアコンやファジィ炊飯器、なんてのが一般家庭に出回ってた頃から、そういうのも人工知能だよねぇ、って思ってるし、手書き文字を判別、認識するようなシステムだって、こういうのも人工知能だよねぇ、みたいなアバウトな感覚でいます。

なので「反AI」みたいなフレーズを見ると、なんだかとても幅広い分野を示す何かに反対してるようにも見えて、それはそれで捉えどころが無い感じです。
人工知能という概念全部に反対してるならともかく、そうでないなら人工知能のどの部分に反対してるのか、具体的にフォーカスを絞った方が伝わりやすいと思うし。
遺伝的アルゴリズムに反対してるの? きっと違うよね?
みたいな。

まあ、こういうのはキャッチ-な単語、分かりやすい単語の方が、マニアックな単語よりも使われやすいから、もしかしたらそういうのもあるのかなぁ、なんて思いながらふんわり眺めてます。

そもそも昨今の文脈で人工知能と言ったらディープラーニングかな?
という予想も果たして本当に正しいのかどうかも分からないのですが、仮にそうだとしても、ディープラーニングのニューロン構造や学習アルゴリズム自体はあまり反対の対象にはならなさそうで、対象になるとすれば学習時のデータセットの取り扱いなんだろうなぁ、くらいには予想ができるのですが、もしそうだとしたらそれをもって「人工知能は悪い文明!」みたいに言われちゃうのは、なんだかちょっと不思議な感じ。
天の助もビックリ。

そんなわけで、これを書いてる今時点では、ディープラーニングの定義が分かっていないのでなんとも語れないながらもとりあえず文章を紡いでみました。

中間層が複数あるニューラルネットワークで、学習方法がバックプロパゲーション、というだけだとそんなの昔からありそうじゃん、って言われちゃいそうな気もするので、多分もうちょっとちゃんとした定義がありそうな気はするんですが、そういう定義の詳細と、それに基づいたサンプルコードみたいなのをちょっとだけ見てみたいなぁ、そんな書籍があるといいなぁ、なんて思いました。

こういう時、こぞってきっとみんなpythonだなんだと言うんでしょ。
別にC言語で書いてくれたっていいんだからね?

あ、今月も忘れない、定点観測~。

ミックスナッツ1.0kg:1650円 -> 1650円 (前月比:±0%)

FRISK スパークリング 30缶:1950円 -> 3380円 (前々月比:+73%)

でした!

FRISKスパークリングの値上がりがすごい。
なんかブラックフライデー的な何かでお安くなってたりしないかな、なんて思ったけど、そんなことはなかったですよ。ざーんねん。