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2024年2月28日

ふりかけ論

フミと申します。無職になって1328日。
お布団を干す用の大きめの洗濯バサミを買いたいと思いました。

まだ寒い日が続くのでパソコンの前にいる時にタオルケットをひざ掛けにしていたのですが、不意に噴出した鼻血によって2滴ほど血痕が付いてしまいました。

早急に対処したつもりではあるんですが、洗濯完了後もうっすらと血の跡が残ってしまいました。ボロ布というと言いすぎですが、もともと結構使い古していたタオルケットなので今更血の跡が残ったところでそんなに気にしないのでまあいいんですけどね。

普段の洗濯物の乾燥は基本的に浴室乾燥を使っており外に干すことは少ないのですが、タオルケットくらいのサイズなら今日は天気も良いし外に干してみようかな、とベランダの手すりにばさーっと掛けて天日干しを試みました。

幸いなことに今日はそこまで風の強い日ではなかったにも関わらず、十数分置きくらいにタオルケットくんがずり落ちてしまい、それに気付いたら都度かけなおしてはまたずり落ちる、という不毛な戦いを繰り広げておりました。

ということで、今度ホームセンターに行った時にでも、ちょっと大きめの洗濯バサミを買っておこうかな、と。

とはいえ、買ったはいいけどあんまり使わない系のアイテムになっちゃうともったいないので、たくさんお布団を干すか、あるいはなんか別のことに利用するかしたいところですが、大きめ洗濯バサミを本来の用途以外でどうやって使えばいいのか今のところ妙案が思い浮かばずもやもや。

専用アイテムもいいけど、やっぱり汎用性って大事よね。

ところでところで。

去年の終わりころにふと気になったのでちょっとしたセルフクイズをしてみました。

お題は「アメリカの州と州都、全部言えるかな?」です。

なんでこんなことをしたのかというと、日本人が日本の都道府県及びその庁所在地を全部言えるのは、まあある意味当然みたいなところがあって、所謂小学生レベルの知識の問題なのですが、じゃあそれを他国の人がやってみるとどんなもんなんだろう、と思いまして。

なんていうか、日本人なら常識とか教養といった体でこういうのがちゃんとできないとバカにされちゃったりしそうな状況もありそうなのですが、こういう単純な知識に関してそれが「常識の範疇の知識」なのか「ちょっと物知りな人の豆知識」なのか、という境界線って結構難しいなぁ、と。

特に、思考をあまり必要としない単純な知識の問題の場合は線引きが難しそうだなーって。一般人の正解率が80%以上の問題については常識の知識とする、みたいな定義も無いし。

なお、私は日本の都道府県及びその庁所在地は47全部言えるし、都道府県の位置関係も問題なく把握できる程度の人間ではありますが、そうなっている要因として一番大きいのは小学生時代の学習の賜物なんじゃないかなぁ、と思っています。

私は普段から日本各地を飛び回ったり、あるいは部屋に日本地図を貼ったりもしていないですし、学生時代が終わって以降は体系だった日本地理の勉強もしていないので、おそらく初等教育のおかげかな、と。

という前置きはさておき、アメリカ版で試した結果ですが、州名を正しく言えたのは「17/50」しかありませんでした。
そして、州と州都が一致したのは、なんと「0/50」という残念な結果に。

日本版でこの結果だったら、間違いなく義務教育の敗北とかなんとかなってしまうところですが、思い返してみればアメリカの州について体系的に学習する機会はなかったと思うので、これは義務教育の敗北ではないハズ。

州の名称の時点でこの体たらくっぷりなので、位置関係を問う問題になればほぼほぼ壊滅する結果になりそう。

そもそも、アメリカの地名に関して、それが州名なのか都市名なのかの区別があまりにもついてないなぁ、というのが多かったです。

このセルフクイズをやるにあたって、アメリカの地名を50個分思いつくのが大変だったのですが、野球やバスケのチーム名をイメージする他、モノポリーとかチケット・トゥ・ライドっていうボードゲームがアメリカを舞台にしたものだったので、それに出てくる名前を思い出したりしたのですが、なかなかどうして。

自分で試すまでは
「そんなに体系的学んだことないけど、ジョーシキ的には30から35くらい答えられるんじゃないの?」
なんて思っていたのに、ぐぬぬ。

アメリカ関連の勉強をしている方や、あるいはお仕事でアメリカ各地とやりとりするような方にとっては別段どうってことない問題なのかもしれませんが、私みたいな平凡な生活をしている日本人は一般的に50点中何点くらい取れるのか、ちょっと気になります。

知識がないことを指摘された際に、別にそんなの知らなくても困らないしー、といったコメントを返すシーンを見たことがありますが、まあ実際困ることはそうそうなくって、知らないなら知らないなりの楽しい生活をするだけなので、ある意味で正しいとは思います。
こういうのが分かっても分からなくってもあんまり「くおりてぃおぶらいふ」に差は出ないと思いますし。

ただ、一般人並みに一般常識はあるはず、と自負していた私はちょっとこの自分の低得点に衝撃を受けてしまったので、アメリカの地図でも見ながら暗記を試みようかな、と思ったり思わなかったり。

なんていうか、この手の知識って自動的に身に付くようなものじゃないんですよね。

「大人になれば自然と身に付く」系の知識って、あくまでそれは大人になる過程で然るべき教育機関が然るべき教育を施すから入手できるのであって、それ以降は自習でもしないと知力ってなかなか上がらないハズ。

暗記系じゃなくて、どちらかというと考える系の分野と思われる数学やら物理といった自然科学系についても同様で、たとえば数学の場合、

11歳くらいになったら正の整数の演算が身に付く
14歳くらいになったら負数や実数の演算が身に付く
17歳くらいになったら複素数の演算が身に付く

という感じで年齢とともにアップデートされそうに見えるんですが、それはあくまで日本の学校教育がそうなってるだけのことで、このまま

20歳くらいになったら四元数の演算が身に付く

なんてことは自動的には発生しないハズなんですよね。

上の例では年齢が11、14、17、20という等差数列になっていますが、一定の年齢で

等差数列の一般項が分かるようになった!
等比数列の一般項が分かるようになった!

といったイベントは学習の過程で発生するかもしれませんが、

フィボナッチ数列の一般項が分かるようになった!

というイベントは少なくとも高校数学の範疇では起きないハズ。

私は理系出身なので等比数列の一般項とかは高校数学で履修しましたが、フィボナッチ数列の一般項を導出できるようになったのは無職になって図書館の本を読むようになってからです。

分かるようになった、と言っても当然「おお、ひらめーた!」といってお風呂から飛び出して自分で気付いたのではなく、数学関連の書物を読んでふむふむなるほど、というだけのことです。

図書館が近くにあるのはとてもありがたいことで、無料でいろんなジャンルの書籍を読めるのはすごく助かってます。

このサービスを無料で提供できている、という事実に日本の公共サービスの質の高さを感じちゃいます。

数学やら物理やらの本でもいいし、古文現代文の本でもいいし、経済の本でもお料理の本でもコンピュータ関連の本でも、とりあえず一通りのジャンルが揃ってます。

今日書いた知識の例は地理と数学に偏ってましたが、ちょっと毛色を変えて、古文というか古典というか、日本神話の話もひとつ。

イザナギ、イザナミ、アマテラスといった日本神話のメジャーな神の名はゲームやらマンガやらで耳にしたことのある人も多いと思います。
私も学生時代にゲームでその名をなんとなく知ってた口ですが、じゃあアマテラスの長男の名前は?
と言われて答えがフツーに出てくる人はかなり限られると思います。あんまりゲームとかマンガで見たことないし。

しかしながら、私は古事記(現代語訳版)を読んだので、「マサカツアカツカチハヤヒアメノオシホミミ」とサラリと答えることができるようになっているのです。
役に立たないけど何かちょっとスゴそうですよね。

ネットスラングというか忍殺的なフレーズで「古事記にもそう書かれている」というのがありますが、リアルでそれを実践できる下準備は一応できています。
まあ、使ったことは一度もありませんが。

ただ、こういうのも年齢とともに自然とレベルアップして身に付いたのではなく、図書館にあるアイテムを使用することでわざマシンみたいな感じで身に付くだけのことなので、年齢はあんまり関係ないというか、自動的に習得は多分できないハズです。

結局のところ、それが何の知識に関するものであれ、あることを知ってるか知らないか、というのは単純にわざマシンを使ったか使わなかったか、あるいは学校という教育機関で半強制的にわざマシンを使われたのを忘れてないか、みたいな感じだと思います。

そして、よほど基礎的、基本的な知識でない限りは、それらを知らないことで発生する不利益は微々たるもので、大多数の事物はスルーしても「別に困らない」系のものだと思ってます。

なので習得に多大なコストが必要であるなら、個人的にはまあそこまでがんばらなくても、と思う一方で、日常の中のふとしたワンシーンでにじみ出る知識ってのはちょっとあこがれるものがあります。

少し前に、なーんとなくですがあるVtuberさんの雑談配信の中で「レイリー散乱」って単語がさらりと登場して、おおうってなったことがあります。
別に自然科学系をウリにしている方ではなく、普段はゲーム配信とか雑談配信をやってる方なので、なんていうかこういうギャップはいいよね、という話。

なんかあまりいい例えではないけど「知識はふりかけ」という感じがしてきたかも。

白米はないと困るけど、ふりかけはなくても困らなくって、でもあるとおいしく食べられるよね、的な。
どこまでが白米知識で、どこからがふりかけ知識かの線引きは難しいけど、多くの知識はだいたいふりかけ。
いろんな味のふりかけを備えておくと、飽きずに食べられて嬉しい!

ということで、私の2024上半期のプチ目標として、「アメリカの州名」ふりかけを備えることにしたいと思います。

2024年2月24日

私たちは雰囲気で食レポをやっている

フミと申します。無職になって1324日。ここ数日の寒暖差が激しいです。
昨日寒くて今日ぽかぽか。あったかいのはいいことだけど。

えくすぺりめんと わず さくせすふる!

何かといいますと前回思いついたリッチショコラケーキを溶かして材料チョコにしちゃう作戦が、思いのほかうまくいったのです。
板チョコの代わりにこのお安いケーキを100gほどぐにぐにつぶして湯煎で溶かして、それ以外は以前と同じ材料と手順で作ったところ、こうなりました!

使いまわしの画像ではございません

画像の使いまわしじゃないからね!
前回のとは別個体だよ!

若干色が前より黒いかな?
という気はするけど味も前回作ったものと遜色なくって、私の中でこれは大成功ですよ。
自作なら焼きたてで食べられるので、ショコラケーキのまま食べるよりおいしさ&うれしさアップ(当社比)です。

板チョコ10枚分がこの出来合いのショコラケーキ1パックで賄えるのはステキすぎる。

しかも来週にはセールで1パック300円切るんですよ、奥さん。

さらにさらに、このショコラケーキはもともと冷凍保存前提の商品になってて賞味期限も年内いっぱいと長持ちなので、これは是非とも今年一年分の材料チョコを買いだめしてやろうじゃないか、と目論んだりしてます。

1か月に1回作るとすると10個か。

いやいやそんな頻度ではさすがに作らないのか?
でも直近では1週間に1回という頻度で作ってしまってるんだけど、うーむうーむ。

こういうときの適切な購入量を見極めたいです。

他の荷物との兼ね合いもありそうですが、なーんとなく6個から10個くらいの間に落ち着きそうですが、果たして。

しかしこの食べ物、なんて呼称するのが適切なのか問題。

こないだの日記ではなんちゃってガトーショコラって書いたけど、チョコレート菓子には違いないから別にいいのかな。
なんか小麦粉を使ってないからケーキって名乗るのはちょっと違うよなぁ、と思っているのですが、レアチーズケーキは小麦粉使わずに作ったりするしなぁ。

溶かしたチョコをオーブンで焼くところが主題というかメインだと思うので、シンプルに表現すると焼きチョコになっちゃうんだけど、それだとまた別の食べ物を想像しちゃいそうな気がしなくもないです。

これはきっとあれですね。
タコを焼いた食べ物をたこ焼きって言えなくて、そばを焼いた食べ物を焼きそばって言えなくて、でもイカを焼いた食べ物は焼きイカって言える、そんなこの世界のありかたの根深い問題なのかもしれません。

あ、焼きそばといえば。

昔みなみけのアニメで見た記憶があるのですが、カップ焼きそば現象ってのがありましたよね。

私も長らく焼きそばとカップ焼きそばは別の食べ物だと思って過ごしてきたのですが、昨日のお夕飯についにペヤングをフライパンで調理するという、あの焼きペヤングに挑戦してしまいまして。

ホントはぎょーすーさんで試しに買ってみた低糖質うどんと水菜を使ってごまだれサラダうどんを作ろうかなー、なんて考えていたのですが、昨日はあまりに寒くて冷たいのはちょっと。。。

となったところに燦然と輝くペヤングくん。

本来のお作法に従って普通に調理してもよかったのですが、少し前にネットで得た知識をもとに今回初めてフライパンで焼いてみましたですよ。

結論!

焼きそばとカップ焼きそばは確かに違う。

そして、カップ焼きそばを焼いたものは、やっぱり焼きそばとは違う!!

想像では分からなかったけど実際に食べてしまったので、ペヤングくんに残酷な事実を告げなくてはならない。

焼きペヤングはノーマルペヤングよりおいしい気もするけど、どこまでいってもやっぱりキミはペヤングだよ。
焼きそばにはなれないんだよ。
焼きペヤングは焼きそばじゃなくて、焼きカップ焼きそばなんだよ。

でもね、カップ焼きそばが焼きそばじゃなくても、どっちもおいしいからね。
キミはキミのままでいてくれると嬉しいな。

だいたいなー、この「焼き」とか逆に「生」とか、そういう単語のふんわりさ加減がモンダイなんよ。

さっきのチョコとかのお菓子の話に戻っちゃいますけども、作り手や売り手側は当然把握してるとは思うのですが、世の中の買う側の方々はちゃんと分かってるんでしょうか。

たとえば「生菓子」。どうですか?
なお、私はちゃんと分かってませんでした。残念。

どら焼きとかシュークリームを見て、こいつ生菓子のくせに焼かれてるんじゃないよ!
みたいなツッコミを入れてませんかね。

食品衛生法でちゃんと定義されてるので気になる方は調べてみるとよいと思いますが、焼いてあっても水分比率が一定以上あると生菓子に分類されそうな感じですね。

つまり、焼いてあることと生であることは両立する、ということがそもそもの認識不足なのかも。

あとね、私はほとんどお酒を飲まないのですが、居酒屋さんのメニューにある「生ビール」。

税率の違いによる第○の酒、みたいな話は別にして、世の中に流通してる缶ビールや瓶ビールの大多数は生ビールでしょ。

素人目には、これはラガービールじゃないよ、くらいの情報しか得られなさそうなメニュー表記なんですが、だったらもっとストレートに銘柄を書いた方が分かりやすくない?
と思うのですが、どうなんでしょう。

ちなみに私はビールの銘柄の差はもちろんのこと、件のラガービールと生ビールの味の違いさえ判別できない自信があります。

なお牛乳は好きで頻繁に飲むので、「種類別:牛乳」とそれ以外の違いだったら判別する自信がちょっとありますが、昨今の技術革新により巧妙に牛乳に味を寄せてきているよくできた加工乳や乳飲料もありそうなのであまり大口を叩けないかも。
ホットにされたり、逆に凍らせたりされると多分判別するの無理かもだし。
「種類別:成分調整牛乳」の商品がぱっと思いつかなくてもしかするとそれも判別できないかもしれないので、やっぱり大口は叩いちゃダメね。小口、小口でいきましょう。

あと食べ物関連の言葉で気になるのは、コクとキレとか。

コクは料理全般でよく登場して、おそらくサッパリ系の反対にいそうなのは想像がつくのですが、キレはどうですかね。
ビールの味以外の文脈でキレが登場することってかなりレアなのでは、と思うのですがどうでしょうか。

なんなら「この麦茶はキレが強いね!」っていう商品名を思いつく人がいましたらこっそり教えてください。

あるいは、別に飲み物じゃなくてもよくって、たとえばこのバナナはキレがすごい、でもいいと思います。
しかし字面で「キレてるバナナ」ってなんかマヌーな感じがぬぐえないなぁ。
音で聞くと「え? 輪切りのバナナってこと?」ってなっちゃうしねぇ。

そもそも後味が云々という前提だと、やはり固形物よりも液体、流動体の方がキレの違いを感じられるのかなぁ。
あるいは揮発性が強ければ味が残りにくくてキレが強くなったりとか?
はたまた、なんかごく少量で極端な味覚的刺激を持ってるようなものでもいいのかな。

謎は深まるばかり。

2024年2月22日

どちらかというとイヌ派

フミと申します。無職になって1322日。
ねこのひだそうですね。ねこねこ。それでもまあ私はやっぱりイヌの方が好きだなー。

もう20年以上昔のことですが実家に住んでいた頃は雑種の飼い犬がいて、なかなか楽しい日々を過ごさせてもらいました。
中型犬にしてはそこそこ長生きしてくれて、子犬の頃から年老いて寿命を迎えるまで一緒にいられたのはよかったです。

イヌに限らず大多数のペットは、というか人間を除く大部分の生物って、一生同じものを食べ続けてそうな感じなので、ずっと同じものばっかり食べ続けてたらやっぱり飽き飽きしちゃうのかなー、とか思ったり思わなかったり。
飽きる、といった高度な感覚が無ければ逆に幸せなのかもしれないのでなんとも言えないですが、私の個人的な感覚で言わせてもらうとたとえば毎朝コーンフレークみたいな生活はまあいけそうなんですが、毎食コーンフレークだとちょっとしんどそうではあるかなー、という。

ちなみにその雑種のわんこには最初の頃はドライのドッグフードがメインで、途中からちょっとお高い缶詰フードを混ぜてあげるようになりました。
缶詰の方はなんか見た目がちょっとコンビーフっぽくって、カリカリモソモソしてそうなドライフードよりは確かに美味しそうで、実際に食いつきもよかったです。

ちなみに今でも机の上には、缶詰の空き缶をリサイクルした鉛筆立てが置いてあります。写真は飾ってないけどこれはこれで思い出アイテム。

話は変わって。

こないだの週末にぎょーすーこと、業務用アイテムが売ってそうな名前だけどふつーに一般消費者向けのスーパーに初めて行ってきました。
自転車で片道15分。最寄りのケンタッキー屋さんより近かったのでセーフ。

人間関係でもそうだけど、今まで接したことのない対象に初めて接するのはなかなかワクワクするもので、このお店には一体どんなものがどんなお値段で売ってるんだろう、と。

まあ人間と違ってお店の場合は万一思ってたのと違ってもそそくさと退店すればセーフなのでそこまでドキドキせず、純粋にワクワクイベントなのでやり得。

なんかネットで見た情報だと具無しピザ生地とは別に、ちゃんとトッピングされたピザが結構お安く売ってる店舗もあるようだったので、半分くらいはそれが目当てだったのですが残念ながら見つからず。

あと、全アイテムが激安、というほどではないにせよ、確かに比較的お安い商品が多かった印象なので、今後も天気がよくて元気があって何か目新しいもの買いたいときにはまた行ってみようかな、という感じのお店でした。

ピザ生地が見つからなくって代わりに業務用の大容量チョコレートでもないかなー、と思ってお菓子コーナーを漁ってみたのですが、どうもそういうのもなくって。

調味料とか冷凍食品とか普段使いするにはちょっと大きめサイズの商品が多かったので、確かに業務用と言えなくもないんだけど、業務用ってのはもっと素っ気なくてずどーんってボリュームでただただ他を圧倒するようなものをイメージしてたので、そういう意味だとちょっと肩透かし気味ではありました。

でもでもその代わりと言ってはなんですが、なんちゃってガトーショコラの亜種のようなお菓子を見つけたのでお試しで一つ買ってみました。

ずっしりしたチョコ菓子

500gもあるずっしりチョコ菓子が350円くらい。
さすがにこの値段でもしバカウマチョコレートだったら、5倍サイズでガトーショコラを自作しようって膨らんだ気持ちがひゅるるーってしぼんじゃうよ?

実食

ということで、ちょっとだけ食べてみた!

なんかカットした感じはういろうとかようかんみたいな感じ。

食べた感じは非常にもったりとしたチョコレートで無性に飲み物が欲しくなります。

おいしいかマズいかで言えばおいしい寄りではあるんですが、これならギリギリこないだ作ったガトーショコラの方が勝ってそう、というのが今のところの判定。

ただこっちの方が圧倒的に安くて、しかも来月はセールで300円を切るようなので、流石にコストパフォーマンス的に太刀打ちできなさそうでどうしたもんかなー、という。

いや、別に私が対抗する必要はないのですが、ここまで低価格で重量感のあるチョコ菓子が流通してるとは、まだまだ知らない世界があるというか、世界は広いなってもんです。

ふと思ったのですが、このチョコ菓子を改めて湯煎にかけたらどうなるんだろう。

分離しちゃって思うようにならない、とかそもそも50-60℃じゃ溶けない、とかいろいろ懸念がありそうでちょっと怖いのですが、もしこの値段で500g分の材料チョコにできるなら板チョコを500g分買うよりお得ではあるなぁ。

あとで少しだけカットして実験してみようかなぁ。

どうも焼いたチョコのあの香りにとりつかれてしまったので、ちょっとだけチャレンジしませうしませう。

2024年2月19日

文化的を目指しもがく

フミと申します。無職になって1319日。
今日は風が強くていまいちですが昨日は絶好のお出かけ日和でございました。

「現代日本語における[テンション]という言葉は元々の緊張状態という意味から少し乖離して、どちらかというと[興奮状態]に近い意味合いを持っていると感じているのですが、英語圏の[tension]という単語の使われ方として現代日本と同様の使われ方をしているのかどうかが即座に判断できない、という点において、自身の英語力の足りなさを感じる今日この頃であります。」

という日本語の一文を読んで「筆者の主張に近いものを以下の選択肢から答えなさい」という国語の問題はあってもよさそうだし、一定の正解は作れそう。

それとは別に、
問1「この文章を読んであなたはどのように感じましたか」
問2(1)「この文章を読んだ多くの人はどのように感じると思いますか」
問2(2)「なぜそのように『多くの人が感じる』とあなたは考えたのか、その理由を書きなさい」
という問題になると、問1はともかく、問2は一般的な国語の問題ではなくなってしまうというか、正解の基準を作るのが難しいのでテストには不向きになってしまいそう。
でもまあ、小論文形式の問題なら一応作れなくもないか、と思ったり。

日本語の国語の教育の範疇だと文意を正しく解釈できるか、あるいはそれを受けてあなたはどう考えるか、というところまでは確認できそうなんだけど、一般的な人がどのように考えるか、みたいな問いかけってあまり見ない気がします。
それはもう国語の範疇外だからかな、とは思うのですが、それならいっそ国語という範疇でなくてもいいので、人々がどういう思考をしているのかを明文化してくれる機会がもう少し増えてくれたら個人的には嬉しいなぁ、と思ったりするのです。

私のそんなに広くはない知見に基づいたイメージだと、今のご時世の知識水準だと文章を正しく音読できる、というのはまあそこそこの人がクリアできるんだけど、読めた人が文意を正しく解釈できるかどうか、というところで一定の足切りが発生している感じです。

で、足切りをクリアした人達がどのように感じるか、については当然多種多様な回答が予想され、たとえば問1の回答として、

「テンションという単語を元々の緊張という意味で使わない人を筆者は小馬鹿にしている。」

といった感じのものも一応ありと言えばありなんだよなー、と思います。

文中には全くそういった要素はなく、むしろ字面だけを追うなら筆者は自身の知識の無さを嘆いている、と捉えるのが素直なんですが、そこを敢えて裏読みというか邪推するような捉え方をするのも自由ではあります。
問1はあなたがどう思ったかを問うてるからね。あなたがそう思ったならそれは仕方ない。

あるいは、

「回りくどい言い方をして好きになれない。」

という回答もリーズナブルだと思います。

はたまた、

「英語圏では興奮の意味でtensionという単語を使ってはいません。」

という帰国子女さんの回答があってもいいと思います。(本当にそうなのか私は知らないので内容はテキトーですが)

「英語力が足りないと思うならもっと勉強すればいいのに、と思った。」

みたいな挑発的な意見ももしかしたら出るかもしれない。

「興味ないね」

といったぶっきらぼうな回答もまああってもいいかもしれません。

とまあ、問1自体は回答者が自身の知識や経験、その他もろもろに基づいてこの文章に対して思うところを記してくれると思うのですが、私が気になるのはその続きの問2です。

あなたはそう思ったのはいいとして、じゃあ他の人はどのように考えると思う?

ってところです。

念のため、問2(1)の「多くの人」というのは、一般通行人ではなくて、今あなたと同じようにこの問いに接している人、という定義にしておいた方がいいかな。

上で挙げたように問1の回答は人によって様々になることが予想されるのですが、様々な回答の中でどういったものが主流派になると思う? なんでそう思う?
っていうのをここでは問うてます。

何が主流派の回答だったのかは、この問題の問1の回答結果を分析することで一応定量的に求めることはできるのですが、それを当てること自体はこの問いかけの本質じゃないのです。

ちょっと抽象的な言い方をするなら、あなたはあなたの目を通じて世界をどんな風に見ていますか、みたいな感じに近いかも。

自分と同じように考える人が多いと思っている自称多数派な人、逆に「私って異端なんで。てへへ」みたいな人、あるいは、世の中愚民ばかりだしなー、と思ってる人、などなど。

あなたのこれまでの経験則から他者がどのように思考をするか教えてくださいね、という話です。

できればこの問題を回答させるにあたっては、問2に進んだら問1に戻って自身の回答を修正するのは無しの一方通行形式の設問だとベターです。

この問題がどのような環境下で実施されるのかも多少回答内容に影響を与えると思っていて、たとえば入学試験や入社試験のようなフォーマルな場所であれば、問2の(2)の理由の一部に

「このような問題に対して挑発的な回答をする受験者は少数と思われるため云々~」

といった環境メタ読みを働かせて候補を削っていく論法があってもよさそうです。

そういったものも含めて、世の中の人って、周りの人がどう考えていると思っているんだろうなー、っていうのを知る機会があるといいな、というのが私の感想です。

なんでこんなことを思ったかというとですね、これまたインターネットの発展云々みたいになっちゃいそうでアレなんですが、ええとええと。

一昔前に比べるとSNSやら配信のコメント欄やら媒体は何でもいいんですが、不特定の雑多な個々人の感想を目にする機会が圧倒的に多くなってます。
それこそ昔は新聞やら雑誌の投書欄でしか見られなかったものですよね。

評論家や一定のバックグラウンドを持った一部の特定の層の論説だけでなく、有象無象の素人意見も発しやすくなって、例えば私のこの文章なんかもそうですが、そうなると必然的にそういった有象無象の素人意見に触れる機会も増えるわけでして。
まあだからといって、有象無象の意見自体を尊重せい、という主張ではなくって。

なんというか「他人が周りの人のことをどう考えているのか」が一定のフォーマットで明文化された情報に触れる機会っていうのが、昔より増えてもいいんじゃないかなー、というなんとなくの思いがあるのです。

そんなものは人生経験で習うより慣れろだ、というのが従前のお作法だとは思うのですが、環境変化に伴ってそういった場や機会がこのご時世ならあってもいいよね、という感じ。

例えば、小学校の国語の授業で読書感想文を書いた経験ってあると思いますが、あとで文集冊子にまとめられたりして一応形式的にはクラスメイトがどんな感想を持ったのか分かる機会の一つにはなってますよね。

今回の思考実験というか提案はあれをもう一歩進めて、あなたの感想文じゃなくて、クラスメイトはどんな感想文を書くと思う?
的なノリに近いのかも。

まあさすがに小学校レベルに求めることではないものの、1学年で母数として100くらいの規模で実施してもそれなりに面白い知見は得られるんじゃないかなー、と思います。
ただ、そもそも学校教育の範疇ではないというか、どちらかというと人生を豊かに生きるためのちょっとした隠し味的な程度かもしれませんが、ふとそんなことを思ったりしたのでした。

おしまい。

ここからあとがき。

ホントはね、昨日お買い物に行ったぎょーすーさんの話をしようと思ってたんだけど、そうするとなんか連日ホントに食べ物の話ばっかりになっちゃうから、今日こそは「ちょっと文化的な話をするぞ!」って書き始めたらこうなったよ!

世間様の言う「文化的」が私の認識する「文化的」と合致してるのかいささか怪しいところがありますが、これも有象無象の雑多な意見の一つということで、ね。

2024年2月17日

ちょこっとぴざ

フミと申します。無職になって1317日。
今日は食べ物の話しかしないつもりだぞ!

今日のお品書きは、前半にチョコレートのお話、後半にピザのお話の二本立てでございます。

まずは前半、チョコレートのお話。

先日作ったなんちゃってガトーショコラは3日半ほどで無事完食。
冷蔵して保管していたのですが、冷やし固まった状態でも結構おいしく食べられました。

なんていうか作業の手間はちょっとだけあるにせよ、元の材料が比較的シンプルな割に調理後の満足感が大きいと強く感じたので、今回は板チョコ2枚分の100gを材料に作りましたが、次回はもっと大きめな容器に作ってみても楽しそうだなー、と。

材料を加えて加工している分、板チョコをそのまま食べるよりもおいしくて当然といえば当然なのですが、その加工のための材料コストや手間コストを鑑みても、これは加工したほうが幸せになれそう度合いが高いと見ています。
もちろん、一流パティシエ、パティシエールによる作品や、そうでなくてもお菓子メーカーの大量生産品などの方がおいしいのは間違いないと思うのですが、お値段的な観点では自作の方が圧倒的に有利なハズ。

材料に使った板チョコは去年のハロウィンの時に買ったと前回の日記で書きましたが、家計簿で調べてみたら50g x 11枚セットで税抜き780円のお買い物でした。

仮にこの550gのチョコを全部前回同様の加工を施すとするとざっくり5倍の分量になるのでたまごは1パック分、バターも半箱分、ナッツ小袋もまあ4-5袋使う感じになるんだろうけど、材料費として1500円いかないくらいででっかいサイズのチョコ菓子を作れるならそこまで突拍子もない作戦ではない気がします。

ということで、このバレンタインシーズンに売れ残った板チョコセットが投げ売りされてないか、近所のスーパーに偵察に行ってみようと思います。

なんか、バケツプリンとかちょーでかいカステラとか、普通の数倍大きいサイズのお菓子って、夢がありますよね。
それこそ子どものころはぐりとぐらに出てくるでっかいカステラに憧れたりもしたものです。

オトナになってからはケーキバイキングとかディナービュッフェみたいなところで文字通り好きなだけプリンやらケーキやらを食べる機会はあるのですが、自宅で自分が食べきれる量を見越して通常よりでっかいサイズのお菓子を加工するっていうのもそれはそれで価値がありそう。

中学生時代にイギリスに3週間ほどホームステイに行ったのですが、その期間中に遭遇したご当地のホームパーティのようなところでおそらく自家製であろうケーキを食べた経験がありまして。

もうずっと昔のことなのでかなりおぼろげではあるのですが、直径30cmを超えてそうなでっかいボウルにたんまり入ったホイップクリームとスポンジケーキの合成物という感じで、いわゆるホールケーキとかショートケーキといったケーキ然とした感じは一切なく、
これぞ砂糖の塊、カロリーのお化け、甘ければよかろうもん、
みたいなノリの食べ物だったと記憶しています。

もちろん複数人で分けて食べるものなのでそのくらいの大きさであることに正当性はあるのですが、「でっかいケーキ! すごーい!」というそのスケール感にただただ圧倒されました。

味? だいたい砂糖の味だったような。

まあそういうことで、でっかいお菓子はそれだけで幸せアイテムだと思うので、機会があれば5倍サイズのなんちゃってガトーショコラを作ってみようと思うのでした。

幸いにしてこないだの一人用グラタン皿の5倍以上の容積のある耐熱ガラス製の容器は持ってるので、そこに溶かしたチョコレートをなみなみと流し込むのを想像するだけでニヤニヤしちゃいます。

そして後半はピザのお話。

最近ピザというと、某宅配ピザのバイトテロの話題が巷でありましたが、それはさておき宅配ピザって結構お値段高いけどよく持ち帰り半額とかやってて、それでもやっぱり定価が高いから半額でも高いなぁ、というのが正直な感想です。

今やってるキャンペーンだと一人用の直径18cmのピザが2枚(とサイドメニューがちょっと付いて)で1000円くらいなので、1食500円ならまあ外食としては高くはないけどなー、という印象。

そもそもピザは普段あまり食べないからちょっと特別なシーンで食べるちょっとだけ贅沢なもの、みたいな感覚でいるのですが、具材がスペシャルなものでもない限りは、そんな高級品としてありがたがって食べるようなものでもなかろーもん、とも思います。

個人的な感覚としては3段階くらいの種別があって、まず一番安いタイプと認識してるのが、スーパーで売ってるような4、5枚重なってラップされてるチルドピザ。
これがタイプ1のピザ。
直径15cmくらいのふっくらめの生地にチーズとコーンが載せてあるやつ。1枚当たり100円するかしないかくらい。

続いてタイプ2のピザ。
これもスーパーで売ってるんだけど、これは30cmくらいの四角いパッケージ内にトレイと一緒に1枚だけピザが入ってるやつで、メーカー各社が数種類のフレーバーを展開してるタイプ。
流石に直径30cmもないけどそれでもタイプ1よりは大きい一方で、生地がちょっと薄めで少しだけこじゃれてる。1枚当たり100円台後半から200円台前半のイメージ。

で、タイプ3はいわゆる宅配ピザ系。
なぜかこのタイプは宅配でなくとも1枚当たりの値段が1000円前後になってしまう不思議な存在。
自前のトースターで調理しなくてよい、という部分は確かにタイプ1やタイプ2と差別化されているのですが、それを考慮してもタイプ2のものより4倍とか5倍の価格差に見合うシロモノかというとちょっと疑問が残ります。

このタイプ2とタイプ3の間の、なんというかタイプ2.5のピザってないもんかなー、と思って今日なーんとなく検索していたところ、それなりに本格的っぽいピザを冷凍した状態で通販をしているピザ屋さんを見つけました。

直径20cm程度で1枚当たり600円しないくらいなので、価格的にはタイプ2.5っぽいです。
流石に味やら品質やらは実物を見てみないと判断できないのですが、口コミは上々の模様。

なんか業務用にまとめ買いをすると単価が500円ちょっとまで下がるっぽい感じだったので、試しに業務用最低単位の冷凍ピザを買って賞味期限内に一人で消費するシミュレーションをしてみました。

ざっくり1か月あたりピザ7枚相当で、1週間に2枚未満。
イメージ的には1枚で2食分相当かなー、という感じもするので、例えば水曜日と日曜日はピザ曜日!
みたいな感じのルールにして、それを4か月間繰り返すことになりそうです。

あとは20枚以上の冷凍ピザを保管しておく冷蔵庫のキャパシティについてですが、自宅の冷蔵庫のスペックを確認したところ、冷凍室1が22リットル、冷凍室2が27リットルまで入れられるっぽいので、綺麗に整理しておけば冷凍ピザ20数枚もまとめて保管できそうです。

よし、じゃあ買っちゃうか?
冷凍ピザ生活4か月コースに突入しちゃうか?

とここまで考えたところで、とりあえず一旦考えを整理すべくこの日記を書いておこうか、というのが今日のあらすじ。

そして、今こうやって書いてるうちにちょっとずつ正気に戻りました。

危うくまだ食べたことない冷凍ピザを初手で4か月分まとめて購入するところでした。いくらなんでもチャレンジングすぎる。

とはいえ試しに数枚買ってみるのはいいかも、という気はしたのでもしかすると久々のわくわく通販になるかもですが、こうして世間様のピザ事情をネットで漁っていると業務用っぽい名前だけど一般消費者向けのスーパーにタイプ2.5より更に下、いわばタイプ2.2みたいなピザがありそうな情報も見つけました。

今まで全然気にしたことなかったけど自転車圏内にお店があるようなので、天気が良ければちょっと見に行ってみようかな。
一応動機としてはピザ目当てなんだけど、なんかもうここまでくるとピザは一旦おいといて、市場調査的な感覚で遊びに行ってみる気持ちのが強いかも。

相変わらずダイエット中とは思えない内容ですね。
っていうかなんか食べ物の話ばっかりになってる気もするので、もう少しこう、文化的な話題も語っていかねば看板に偽りアリになってしまいそうだけど、まあ食は「健康」にとって大事だし、多少はね?

ということで今日はこの辺で。

2024年2月14日

溶かしただけのチョコでも

フミと申します。無職になって1314日。
焼いたチョコからしか得られない栄養ってあると思うんですよね、はい。

ハッピー バレンタイン!

ということで、今日は巷でチョコが飛び交ったりしてるのでしょうか。
あるいは、一昔前に比べるとそういう潮流は薄れてきてお菓子メーカーさんたちが焦り出したりしてるのかその辺はよく分かりませんが、今日は私も世間様の流行ってやつに乗っかっていこうと思いまして。

まず冷凍庫から取り出したるは、昨年10月のハロウィンの時期にまとめ買いしたチョコレートの残り2枚、100g分。
チョコクッキーでも作ろうかなー、となーんとなく考えていた時に、スーパーのレジ横に板チョコが「10枚+1枚おまけ!」みたいな感じでまとめ売りされてたのでつい買ってしまったものの、使いきれず冷凍庫に眠らせていた最後の2枚です。
賞味期限:2023.10
だそうです。ふむふむ。

続いて取り出したるは、バター20g!
これまたお菓子作りの際に使ったものの、使いきれず(以下略
賞味期限(開封前):23.9.28
だそうです。なるほどなるほど。

そしてそして取り出したるは、たまご2個!
これは少し前にスーパーの特売日に買ったやつで、ちゃんと記憶にありますぞい。
賞味期限:24.2.4
だそうです。まあ、生で食べる場合の期限だし多少はね?

あとは、先日のハニーローストナッツ改を作った時に用意したグラニュー糖。まだまだたくさん残ってます。
そもそもお砂糖みたいなのは賞味期限の設定ないからね。セフセフ。

これらの賞味期限切れーズを融合して召喚するのは、なんちゃってガトーショコラでございます。

まず卵を卵黄と白身に分けて、白身を無糖でメレンゲにします。ハンドミキサー万歳。
メレンゲができたら一旦冷蔵庫へ格納。

続いて、メインとなる板チョコを包丁で刻んでボウルに入れて、そこにバターも入れちゃいます。

そしたらボウルよりも大きめのおなべに水を入れて火にかけて、水温を50℃まで上げます。
過去にチョコの湯煎を試した人のほぼ全員が一度は失敗しているんじゃないかと思うくらい、簡単そうに見えて失敗しやすいポイントがこのチョコの湯煎だと思ってます。
水温がめっちゃ大事で、適当に湯煎するとあっという間に60℃以上になってしまい、チョコが思うようにとろけてくれないというか分離しちゃいます。
過去の反省から私はこの作業のためだけに温度計を買ったくらいです。

逆に言うと水温にさえ気を付ければもう落とし穴は無さそうな作業でもあります。

ということで、チョコを無事溶かしたらお鍋から上げて、先ほどの卵黄を投入してまぜまぜ。

混ざったら冷蔵してたメレンゲを2、3回に分けてまぜまぜ。

今日はなんとなくここに先日より大活躍中のミックスナッツ小袋(これは賞味期限内)を適当に砕いて混ぜ入れました。

で、いよいよケーキ型に流し入れようと思ったのですが、手持ちのケーキ型の容積に対して作ったチョコのもとが少ないことに気付き、なんかオーブン対応の代用となる入れ物が無いか探したところ、グラタン皿がちょうどよさそうだったので今回はそれを使いました。

で、これを予熱した170℃のオーブンで20分くらい焼いて、表面にちょっとだけグラニュー糖をまぶして完成!

グラタンだと思った? 残念! ガトーショコラでした!

写真を撮ったときは出来立て熱々だったので真ん中が少しふっくらしてますが、今これを書いてる少し冷めた状態だとふっくら感が収まってます。

このオーブンでチョコを焼いた時の独特の香りって、なんともたまりません。

多分今回の倍量とか3倍量で作ればケーキ型に流しこんでいい感じに焼きあがって、見た目にもそれっぽいガトーショコラ的なものが出来上がるとは思うのですが、こうやってグラタン皿で作ると情緒もへったくれもないですね。

まあ、そもそも賞味期限切れの材料中心で作ってる時点で自分用確定なので、グラタン皿くらいでちょうどいいと言えなくもないのかも。

しかしまあ、先日のハニーローストナッツ然り、いやもしかしなくても今回のはそれ以上にカロリーこわいこわいメニューかも。

ちょっとざっくり計算してみますか。

チョコレート100g:556kcal
バター20g:147kcal
たまご2個:160kcal
ミックスナッツ小袋:220kcal
グラニュー糖:15kcal

単純加算すると1100kcalくらいですって。

オーブンで加熱処理してて多少変性してるかもなので厳密ではないですが、それでもこのグラタン皿に入った塊が1100kcal。1メガカロリーオーバー、これはエネルギーおばけですよ。

そもそもダイエットだなんだと言ってるのにハニーローストナッツだのガトーショコラだの、言動不一致も甚だしいのですが、食事制限をして以来、なーんか食べ物系の情報を漁る機会が増えたような。
精神的リバウンド、みたいな感じ?

開始してから今日でちょうど30日目だったので、ここまでの軌跡をグラフにしてみました。
ただ実値だとなんか生々しくてアレなので、開始時を100%とした場合の百分率で表現しました。

まだ4合目くらい

so far, so good.

開始時に比べると減少率は当然緩やかになっており、またここ数日はなんとなく停滞してはいるのですが、それでも踏み台昇降やローラー、プランクなどもコンスタントに続けれらています。

今回のガトーショコラ的なものも一気に食べずに4日くらいに分けて食べればよいのかも、なーんて思いましたが、一方で明日の夜にはなくなってそうな気がしなくもないなぁ。

精神修養でございます。

2024年2月13日

ハートトゥハーツ

フミと申します。無職になって1313日。
世間では三連休明けですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。私は今日も元気です。

夢を、夢を見ていました。

なーんて大層な話が始まるわけではなく、単に今朝の起き抜けに見た夢のお話。

多分中学か高校時代の設定で、この三連休明けの火水木の三日間、学校行事のスキー合宿があるのに何にも支度が出来てない!
これじゃ参加できないよー!

って焦りに焦ったところで目が覚めて、なんだか無性にドキドキして一安心、というビミョーな気持ちの午前5時でした。

なんか当時の記憶では技術・家庭科の単位取得のためのカリキュラムの一環としてスキー合宿を実施していたような気がするのですが、今調べてみてもあまりそれっぽい記事が確認できなかったのでなんだかもやもや。

20年くらい前に未履修問題として世間を騒がせた一連の騒動があったので、この令和の世ではもう少しクリアになっているのでしょうかね。

ところで、中学高校くらいの時期だと家族以外と泊まりでどこかに出掛ける機会というのもそう多くなかったし、このスキー合宿についてもスキーも勿論楽しかったけど修学旅行同様、友達とわいわい夜まで過ごせるのが面白かったものです。

2泊3日なのにすごいでっかい荷物を持ってきてるのがいるなぁと思ったら、中から「人生ゲーム」のでっかい箱(未開封)が出てきてたりしてね。もう天才かよ。

あと印象的だったのは、合宿で垣間見える友達の育ちの良さ、みたいな話。

合宿では普段の学校生活と違って基本的にみんな私服で過ごしており、お夕飯の時も当然私服で集合。
その際、友達が鍋だか汁物だかのツユハネで服にシミを付けてしまったのですが、その子がめちゃくちゃしょんぼりしてたのを見て、なんていうか意識の違いみたいなものをすっごく感じたのです。

いや、こうやって改めて字面で書くと「お気に入りの服が汚れてしまったので悲しんでいる」というある種当然の帰結ではあるのですが、当時の私の感覚としては食事時に服が汚れるのは日常茶飯事とは言わないまでもままあることだよね、という感じだったので「そんなにがっかりするようなことなのかなー」とぼんやりと思ったものでした。

たまたま同じ学校に通っているだけで、それぞれの家庭環境も生活水準もそりなりに違うけど、日中学校で授業を受けている限りはその差異をあまり感じないというか、結構薄まって見えていたと思うのですが、学校生活から家庭生活へそのフォーカスがちょっとズレた時に垣間見えるお育ちの違いを感じたというかなんというか。

そう考えると、小学校のころのクラスなんかはもっとカオスだったんだろうなぁ。

家の広さ一つとっても、あっちの子は立派な一軒家に住んでて、こっちの子は小さなアパートに住んでて、なんていうか貧乏な家庭、お金持ちの家庭、みたいな概念自体は理解していたハズなんですが、小学生時分の友達付き合いってあんまりそういうところに頓着しないというか、少なくとも当時の私はそこに意識を回せていなかったなぁ、と。
ある意味自然ではあるけど、大人になるにつれてそういう自然さは失われていっちゃうものですよね。

それは全然悪いことじゃないし、むしろリスク管理的には正しいことなのかもしれないけど、今のご時世のお子さんたちはどんな感じなんでしょうね。

私はもう呑気に当時の無邪気さを懐かしむ気持ちですが、高度情報社会の申し子たる令和時代の小学生の方々はもっとシビアな目を持って生活しているのかな、とか思ったり思わなかったり。

あるいは、実は私がたまたまぼんやりしてただけで、同世代の方でも「私は当時からシビアな目を持ってましたが?」
なんて窘められてしまう可能性も無きにしも非ず。

でもでも、願わくば今の世知辛いご時世であってもせめて小学生の方々には無邪気に過ごせる世の中であってほしいなぁ、と無責任に思う今日この頃であります。

2024年2月9日

リベンジはにろー

フミと申します。無職になって1309日。
グラニュー糖、グラニュ糖、どっち派ですか? 私はグラニュー糖派です。

少し昔のWindowsの長音対応による変更と似たようなものですが、ティッシュ/ティシューの表記揺れはこれとはちょっと質が違うなぁ。

何かというと、先日のお箸へしおり事件を経て、今度はちゃんとしたハニーローストナッツを作ろうと思いましてグラニュー糖を買いに行ってきましたのです。
そしたらパッケージに「グラニュ糖」って書かれてたので、あれー、世の中的にはこれは長音発音しないのかー?
と思ったのですが、ネットでさくっと調べた限りどうもそんなことは無さそうです。

グラニュー糖、という単語以外でこのグラニューという語をいつ使うのか、と言われると、私はそれなりに昔のオタクな人なのでグラニュレイテッドハピネスという固有名詞が思い浮かぶのですが、残念ながらそれ以外は思い浮かびませんでした。

こうやって書いておきながらグラニュレイテッドハピネスを聴いてたわけではないんですが、当時のアニラジのCMで流れたり、ゲーム系雑誌の広告ページに載ってたりして存在だけは認知してます。

アニラジとかドラマCDの文化はちょっとだけ触れているのですが、深夜にやってた文化放送とかTBSラジオとかのお目当てのアニラジをカセットテープレコーダーで録音して、翌日ポータブルレコーダーで聞きながら通学する、みたいな古のオタクの見本みたいなことをしてました。

きっと私と同じかちょっと上の世代の方には通じるであろう昔ばなし。

それはさておき、グラニュー糖を買い、さらにはそのグラニュー糖を袋ごとしまうためのパッキン付きキャニスターも買い、準備万端。

そしてリトライしたハニーローストナッツがこちら!

これはちゃんとハニーローストナッツでしょ

どうですか。
ちゃんとハニーローストナッツっぽくなってますよね。ふんすふんす。

前回はハチミツ等と絡めた直後にフライパンの上からお砂糖をまぶしてしまったところを、今回は一旦クッキングシートの上に展開して粗熱を取って、そのあと改めてグラニュー糖の小鉢に一粒ずつくぐらせる、という改善をしました。

今回は200gちょっとのナッツを調理したのですが、ダイエット中に作るべきものではなかったかも、という反省。

カロリー制限をしている体に染み渡る糖質! ビバ カロリーとの遭遇!
あと引くおいしさですが、数粒で我慢しないとです。

ダイエットは今日で25日目で、今のところ毎日のルーチンをちゃんと続けられています。
おうちで完結するルーチンワークは天気に左右されないのが強み。

色相性痒疹と思われる症状も、見た目こそまだ残ってますが痒み自体はだいぶ収まってきたというか慣れてきたというかなので、一つ目の峠は越えた感じです。

ただ、ざっくり計算でも基礎代謝量の1/3~1/2程度のエネルギーしか摂取していない日々を送っているので、いくら低運動生活とはいえどこかで栄養失調による貧血とか気絶をしないように気を付けたいところ。

太ってるのも健康上よろしくないですが、逆に無職で栄養失調でダウンというのもそれはそれで笑えないですからね。

無茶せず無理なくお気楽に続けたいものです。

2024年2月6日

ゆきさんぽとJIS

フミと申します。無職になって1306日。
今日は雪見だいふくが特に売れそうな気がしますよね。

関東を中心に?なのかどうか分かりませんが、結構広い範囲で普段雪が降らない地域が積雪となったようで、今日は一段と寒いですね。

例えば新潟のように普段から雪と親しんでる、というと少し語弊がありそうですが、降雪や積雪がそう珍しくない地域の方からすると別段どうってことない程度だと分かってはいるものの、やはり普段とは違う白化粧の風景はちょっとだけワクワクしちゃいます。

今朝の時点で天気はもう雪じゃなくて雨になっていましたが、それでも地面には数センチながら雪が積もってました。

こんな日はいつにもましておうちでぬくぬく過ごすのがベターではあるのですが、今日は図書館で借りてた本の返却日だったので少しだけおでかけ。

普段であれば雨の中の外出なんてのはただただ憂鬱なだけなのに、こと今日に関して言えば雪景色の中のお散歩ワクワクのマインドの方が上回っていたので雨天の外出も面倒とか億劫に感じずお散歩をしてこれました。

普段と違う慣れない状況なのでまずは道中転んでケガとかしないように安全第一で、通常の半分くらいのゆっくりペースで慎重な歩行を心掛けました。

ゆっくり道中で見かけたもの:その1

車道を挟んだ反対側の歩道で見かけた光景。

何のお店かは分かりませんでしたが、そのお店をやってるであろうおばあちゃんが店の前の歩道をシャベルで除雪していました。
そこを通りがかった通行人さんがご老体の重労働を見かねてか、おばあちゃんの除雪作業を少しだけ手伝ってあげてました。
男性に対してだったらナイスガイ、と言いたいところですが多分女性だったので、ナイスレディ、ナイスガールでいいのかな。

世知辛い世の中だけど、ふんわりふんわりやさしいせかい。
なお私はそれを反対側から見ながら通り過ぎただけなので、そのふんわり世界には貢献しておらずただふんわり養分だけ摂取しちゃってました。

ゆっくり道中で見かけたもの:その2

とある民家の前を通り過ぎた際のこと。
ふとそのおうちに目をやると、歩道に面した窓際におじいちゃんとおばあちゃんが並んで座ってました。
もしかすると雪景色が珍しくて、おうちの中からいつもと違う外の景色を眺めていたのかもしれません。

私の個人的な偏見というかなんというかなんですが、老夫婦が縁側で一緒にお茶を飲んだり、あるいは暖炉のそばで一緒に座りながら談笑したりするようなシーンって、妙にエモく感じるのです。

その夫婦がどんな性格で普段どんな感じで過ごしているのか、といった背景情報をまるっとスルーして、ただその事象のみで勝手に「きっとお互いいい人生を歩んでいるに違いない」という妄想が捗るというか。

なのでふと見かけた今日の一シーンだけで私はノーコーストでニコニコしながら過ごせるところだったのですが、今日のイベントはさらにちょっとしたオマケがありまして。

そのおうちを通り過ぎる途中、中からおばあちゃんの方がめっちゃ手を振ってきたのですよ。

あまりに唐突だったので一瞬驚いたものの、反射的に手を振り返す前に脳裏によぎる進研ゼミ。

人生における「あるある勘違い恥ずかしいシーンベスト10」(自分調べ)に頻繁に登場する、
向こうから手を振ってきた見知らぬ人に手を振り返したら、自分の後ろにいる別の人に対してのものだった、
というアレです。
なんかもう、この状況に特定の名称が付けられててもいいんじゃないかと思うくらい知名度高いイベントがついに私にも?
と思い一応周囲を見渡したのですが、他に通行人おらず。

なので、ちょっと気後れしながらだったけど、おばあちゃんに手を振り返したよ!

ということで「見知らぬおばあちゃんに手を振り返す」実績をアンロックしました。
雪の日限定がなくてもそこそこレアめな実績だと思います。

小さいころならいざ知らず、いい大人になってからこのイベントをクリアするのは結構難易度高そうに思えますが、果たして。

ゆっくり道中で見かけたもの:その3

図書館からはスーパーを経由して帰ったので、往路と復路で通る道が違うのですが、これはその復路でのこと。

私が歩いている通りから横に入った小径の民家の門柱の上に雪だるまがありました。
下の球の直径がせいぜい20cmあるかないかくらいの小さめの雪だるまだったのですが、上の球も下の球もものすごーく精密な感じの球でできてたのですよ。

帰宅ルートから少し外れた民家のオブジェクトだったのですが、通り過ぎたあとにやっぱり気になって思わず引き返して二度見しに行ってしまいました。

自分で雪だるまを作ったことがある方なら分かると思いますが、適当にコロコロ丸めてなんとなく作った程度じゃ、あんまりきれいな球体にはならないですよね。
なんというか、ちょっといびつなたこ焼きみたいな感じになっちゃうというか。

今日見かけたのはなんかきちーっとした「わたし、ちゃんと球です!」って感じの球体で、なんか特殊な道具を使って作られたんじゃないかと思うくらいのナイスな出来でした。

せっかくなのでできれば写真に収めたかったのですが、平日の昼間から他人の民家をうろついてあまつさえ家の門の前で写真を撮る、なんてアクションを取ろうものなら下手したら事案になりかねませんので、おとなしく我慢。

最後に一つ、今日の豆知識コーナー。

豪雪地帯でもないのに、お店を営んでいる方でない一般家庭の方も今日は雪かきをしている姿を見かけまして、よくシャベルを自宅に備えているなー、と少し感心しました。
もちろん雪かきの用途がメインじゃなく、お庭の土を掘り返すのに使うのがメインなのかもですが、意外と一家に一本みたいな感じで普及してるのかな。

なんてことを思ったりしたのですが、ここにきて自分がスコップとシャベルの違いが分かっていないことに気付きました。

私の当初のイメージはこんな感じ。

おいもほりとかプランターの花植えとかで使うようなハンディサイズの尖ったアイテムはシャベル。
それをそのままでっかくしたやつ、つまり取っ手が付いてて長い柄の先に論理回路のORゲートが付いてるアイテムはでっかいシャベル。
でっかいシャベルの先がヘラみたいに平たくなってるのがスコップ。

こんな解釈で過ごしてきましたが、調べるところによると、JIS規格的には明確に定義されているようです。

先端部分の上部が丸くて足をかけられない→スコップ
先端部分の上部が平らで足をかけられる→シャベル

だそうです。大きさ無関係。

ただ、ことを難しくする要素として、この厳密な定義とは別に慣用的な使われ方の違いもあり、しかもそれが関東と関西とで異なっている模様。

関東:大きいとスコップ、小さいとシャベル
関西:大きいとシャベル、小さいとスコップ

また、私の当初の認識に近いもので、

先がとがってるとシャベル、平らだとスコップ

という地域もあるようで、なんだかなぁ、という。

今後、私は極力JIS規格に従って単語を使い分けて、違いの分かるオトナを目指したいと思いますので、まずは実際にそのJIS規格に目を通してみようじゃないか、と早速検索してみました。

JIS A 8902-1988

で検索すると出てきます。

タイトル「ショベル及びスコップ」

JIS規格的には「シャベル」じゃなくて「ショベル」でした。うーん。

ただ私の言語感覚的には、シャベルはシャベルで、車と合体したタイミングで「ショベルカー」に変化するんだよなぁ。
英単語shovelの発音記号を見ると「非円唇後舌半広母音」、あの小文字のvをさかさまにしたような記号なので、どちらかというと「シャベル」寄りだしなぁ。
ところでこの「ひえんしん、あとじた、はんひろぼいん」っていう一連の語は、なんか必殺技の連携みたいな感じがしますね。格ゲーのなんちゃって中国拳法系キャラが使いそう。

まあ発音はともかくとして、足をかけられる形状の方がシャベル(ショベル)で、そうでないのがスコップ。
大事なのは先端の形状じゃなくて、先端部分の上側が平らかどうかがポイント。
で、先端の形状については丸形/角形の名称で区別する。

覚えました。

なので、先端部分を足で踏んでよっこいしょって地面や雪面に突き刺すタイプは概ねシャベルということになりますね。

ただ、これはあくまで大きめの取っ手のあるアイテムについての言及というか規格なので、幼稚園児や小学生がおいもほりで使うハンディサイズのものは結局どちらにも該当しなくなっちゃうなぁ。

ハンディサイズのものはどう呼べばいいんだろう、と思って子ども用の園芸アイテムを検索してみると、JISで言うところのシャベル(ショベル)やスコップのそれぞれを模して小さくしたものが多種多様に出てきたので、だったらもう取っ手部分の有無はおいといて、先端部分の形状に従って呼称するのが妥当なんじゃないか、という結論に至りました。

ということで、まとめです。

その大きさに関わらず、

先端部分の上側が平らならシャベル
先端部分の上側が平らでないならスコップ

ということでファイナルアンサー!

2024年2月4日

principle of lever

フミと申します。無職になって1304日。
失敗は成功のもと。たとえミスしてもそれを次回につなげればいいのです。

昨日書いたハニーローストピーナッツ、さっそく作ってみよう!
ということでレシピを見つけたのでれっつくっきん!

最初に勢いよくフライパンにミックスナッツを流し込んだところで、このミックスナッツ小袋にはアーモンド、クルミ、カシューナッツの3種類しか入っていないことに気付きました。

~ハニーローストピーナッツ作り 完~

でもまあ、ピーナッツでも別のナッツでも同じように作れるっしょ、ということでそのまま調理を進めてみました。
その結果。。。

ハニーローストナッツ?

なんか思ってたのとちょっと違う!
いや、そもそもピーナッツではない時点でハニーローストピーナッツと違うのは当然ではあるのですが、それにもましてコレジャナイ感が。

考えられる原因としては、本来グラニュー糖を使うべきところを、持ってなかったので代わりに普通のお砂糖を使ってしまったことと、そのお砂糖を粗熱が取れる前に入れてしまったことにより、表面にまぶされるというよりはカラメル状に溶けて粘着しちゃってことが挙げられます。

なんていうかナッツキャラメリゼ? みたいな感じになっちゃいました。

そして作り立ての熱い状態でマグカップに入れたのはいいんですが、いざ食べてみようと一つ手に取ろうとしたら、カラメルがくっついてて全然取れない。。。

やむなく、大分お下品ではありますが直接歯を当ててマグカップの上に飛び出た部分は齧り取ることができたのですが、マグカップの内部に粘着したナッツはどうにも食べられず。
なんかキツネとツルがスープをご馳走しあうイソップ童話を思い出しました。

なんとかマグカップ内のナッツにアクセスすべくお箸で取り出そうとしたのですが、ここでまたちょっとやらかしてしまいまして、愛用のお箸が見るも無残なお姿に。

能登旅行の思い出の品が

輪島塗りのお高いお箸ではないものの、以前能登半島のさきっちょへ旅行に行った際にお世話になった民宿さんにいただいた思い出の品だったのですが、迂闊にも破損してしまいました。悲しい。

ナッツの方はというと、最終的には湯煎したり電子レンジをつかったりしてカラメル部分の温めることでなんとかマグカップから剥離させることができました。

砂糖の味とナッツの味という意味では目標に近からず遠からず、といった感じではあるものの、いつかリベンジしたくなる感じの出来でした。
少なくとも一粒一粒をちゃんと手でつまめるようなものを目指したいところです。

目標が低いとか言わない。

ところで、旅の思い出のお箸を供養するというか無駄死ににさせないために、今日のお勉強タイム。

今回の破損は理科でいうところの「てこの原理」によるものですが、この「てこ」って英語でなんて言うのか、ぱっと思い浮かびませんでした。
ただ、該当する単語は分からないものの、さすがに知ってる単語のどれかだろうな、という不思議な感触はありまして。

なんで正解の単語を知らないのにそんなことが分かるんだよって感じですが、なんていうか、そこまで特殊な単語じゃないからこれまでの生活で耳にしててもよさそうだなー、というふんわりしたもので、あまり論理的に説明できないのがちょっと残念。

で、実際に調べてみると、レバーなんですって。レバー。
確かに知ってるわ。

そして今回の悲しい事件を繰り返さないためにも、小学生に戻った気持ちで分析してみました。

principle of lever

小学校の理科で履修する「てこの三要素」としての支点、力点、作用点なんですが、当初の目論見としては、

点A:力点
点B:支点
点C:作用点

という、いわゆるシーソータイプ(力点と作用点の間に支点があるタイプ)で運用するハズでした。

が、実際にどうだったかというと、作用したのは点Bになってしまったので、これはつまり

点A:力点
点B:作用点
点C:支点

という状況になってしまっていました。
このように支点と力点の間に作用点があるタイプは、今の小学校で使われてるのかどうか知りませんが、私のイメージでは小学校の先生がプリントをまとめて断裁する時に使ってた刃のついたでっかい卓上カッターを思い出します。

小学校の理科の問題でこのように支点力点作用点の位置関係を答えさせるものがあったのは覚えてますが、私の記憶の限りでは、今回のように動作の結果によってその位置関係が変わるケースは無かったと思います。

というか、あれか。
そもそもてこが変形しない、つまり剛体であるという暗黙の前提を崩してしまっているところがよろしくないのかも。

ひっかけ問題になるかな、なんて思ったりしたのですが、これは悪問っぽいなぁ。

ところで無残にも折れてしまったお箸ですが、旅の思い出もあることだし、折れてない方は取っておいてマドラーというかかき混ぜ棒として運用しようと思います。

そういえばこれまでの生活の中で、お箸をペアじゃない状態で所持してたことってなかったかも。

今後その片割れを見るたびにてこの原理とかレバーって単語を思い出すのかもしれないので、一応価値はあるのかも。
んー。ちょっと無理やりかなー。

2024年2月3日

地域性の出そうなおやつ

フミと申します。無職になって1303日。
節分。年に4回ありそうな節分のうち、一番メジャーと思われる節分ですね。

今日お散歩してたら近所に落花生の専門店を見つけました。
雑居ビルっぽいところの1階の小さいスペースで展開されており、外から店内をちょっとだけ覗いた程度ですが、節分に合わせたセールなどは特にやっていなかった模様。
ぱっと見ではホントに落花生しか売ってなさそうな感じだったので、このご時世でもそういう専門店で成り立っているのがなんかすごーい、という感想。

私は落花生自体をもしゃもしゃ食べることはあまりないのですが、数年前からミックスナッツの小袋セットを通販でまとめ買いして常備してます。
それまではスーパーで売ってるミックスナッツ800gの袋を都度都度買っていたのですが、ある時ふとネットで大量購入した方が安かったりしないかな、とAmazonさんで調べたところ、100g当たり150円しないくらいのものを見つけたのでそれを愛用してます。

ナッツ類だとマカダミアナッツが一番好きなのですが、あれってちょっと高級品というか贅沢品なイメージ。
チョコレートに包まれた外国の定番のお土産も好きですが、マカダミア単体でもおいしいです。お塩が付いてても付いてなくても好き。

あとはピーナッツはピーナッツでも、ハニーローストピーナッツが特に好きです。
ガムテープみたいな大きさの缶で青い外蓋で銀の内蓋のイメージが強いです。

一度封を切ったら最後、結構な自制心を持たないと途中で食べるのをやめられない感じの魔力があります。
なんか食べ続けると鼻血が出そうな気もしますが、鼻血が出るほどウマい! 鼻血が出ても食べたい! みたいな感じ。

ただあれはあれで量のわりにちょっとお高いので、あれと似たようなのを自分で作れないのか?
と今思いついたので、あとで調べてみようかな。
常備してるミックスナッツを使えば、ハニーローストピーナッツじゃなくてハニーローストミックスナッツが作れるかもしれない。
あ、なんかちょっとわくわくしてきた。

なんか最近は特にこんな感じで食べ物系についてネットでちょちょいと調べたりすることが多くなった気がするのですが、今日は今日で寝起きタイミングで唐突に今川焼きを焼く動画が見たくなって検索しちゃいました。
最近食べたわけでもないし、夢で見たわけでもないのですが、多分焼き鳥を自作するイメージがなんかちょっと変質して今川焼きに着地したのかもしれません。

あ、ちなみに私はあの食べ物のことを基本的に今川焼きと呼んでます。大判焼きも耳にするけど、それ以外の呼称はあんまり聞いてません。
回転焼きとかあじまんってのはネットで知りましたが、直接耳にしたことはないです。
あとまあ一応ベイクドモチョチョもね。(笑

で今日今川焼きをお店で焼いてる動画を何本か見たのですが、なんというか、童心に帰るというとちょっと変ですが、妙に懐かしいというか。

小学校に上がる前くらいの時分だと思いますが、親に連れられてデパートとか大型スーパーの地下に行った時に、今川焼きのお店の前でガラス越しに今川焼きが量産されていくのをじーっと眺めてたのを思い出しました。
あれってなんか見てるだけでも楽しいですよね。

当時の記憶だと、少なくとも私が見ていたお店では今川焼きの上側と下側を結合する際に、蝶番で連結された鉄板をがっしゃんこして作っていたと思うのですが、今日見た動画だとどれも手作業で一つずつ結合してるようでした。

動画で使われていた鉄板にも蝶番が付いていたので、がっしゃんこすることもできるんだと思いますが、なぜかその機構は使わずに作っていました。なんでだろうなぁ。

他に見てて思ったのは、思っていた以上にあんこなどの中身がたっぷりと投入されてるんだな、と。
素人目には、え、そんなにどっさり乗っけちゃって、反対側から飛び出しちゃったりしないの?
と少し心配になるような感じでしたが、完成品を見ると全然問題なっしんぐ。

あと、作成過程を見て気付いたというか、今まで意識してなかったのですが、今川焼きは対称形じゃないというか、あんこが両サイドのどちらかに明確に寄りそうだな、と。

床サイド、つまりあんこを載せる方の生地の量の方が、蓋サイド、つまり反対側になる生地の量より多そうに見えました。
今川焼きを手に取った際に注意深く重心のズレを感じることができれば、どっちがあんこ床サイドでどっちが蓋サイドか判別することができるのでは、というどーでもいい気付きを得ました。

今や冷凍食品でも今川焼きがあるような時代ですし、もしオートメーションにより機械的に生産された今川焼きはもしかするとその限りではないのかもしれませんが、少なくとも今日動画で見たような手作業で作ってるお手製今川焼であれば、重心の偏りにより判別ができるのかも。

もしこの推理が当てはまるとしたら、今川焼きをお客様にお出しするべくお皿に乗っける際に、床サイド面と蓋サイド面のどちらを上にして配置するか、という議論が発生するかも。

重心の安定性を優先するなら、床サイド面を下にして配置するべき、と考えてしまいますが、果たして。

これはもしかするとマナー講師さんの新しいネタになっちゃうかもしれないなぁ。

2024年2月2日

わくわくのちしゅーん

フミと申します。無職になって1302日。
もう2月ですかー。早いもので今年も残すところあと11か月ですのよ。

なんか雀魂で麻雀と全く関係ないミニゲームが始まったぞ!?
淡々とミッションをこなすいつものサブイベントに比べると少しばかりフクザツな感じなので、純粋に麻雀だけを楽しみたい硬派な雀士の方々は全く触れる必要はないんだけど、たまにこういうお遊びにも力を入れてくれる雀魂運営さん、私は好きです。

ところで、最近なんとなくyoutubeで焼き鳥を自作する動画を見ました。

お店で売ってる焼き鳥って1本100円前後するけど1本の量自体はそんなに多くないし、だったらお肉屋さんに売ってる安めの鶏肉をたくさん買って自分で調理したほうがいいのでは?
なんて思うことも多く、自分では滅多に焼き鳥を買うことは無かったのですが、動画を見たことにより焼き鳥を自作したい欲が芽生えてきました。

串打ちは面倒そうだけど、イワタニのカセットコンロ的なツールで目の前でじゅーじゅー調理するのはとても楽しそう。
おいしそう、楽しそうに見せるのが動画屋さんの腕の見せ所だと思うので多少割り引いて考えなきゃいけないのはあるにせよ、好きな量を出来立てでその場で食べられるのは考えただけでよだれじゅるりもんですよ。

と、書いてて気づきましたが、もしかしてこれって世の中の一部の人たちがこぞってやってる「バーベキュー」なるものに酷似してるのでは。

これまでの人生でバーべキューは多分体験したことが無いのですが、そもそも社会人になるまでずっとバーベキューの概念を若干勘違いして認識してました。
私の中でバーベキューというのは、なんかでっかい串にお肉とお野菜を刺したものを屋外で焼いて食べる、というイメージしかなかったので、今日世間様では焼いたお肉やらお野菜をフツーにお皿に取って割り箸で食べるスタイルのバーベキューも数多く行われているぞ、ということを知ったときは結構驚きました。
なんというかキャンプ場で串に横からかぶりつくイメージから、屋外焼肉立食パーティみたいな感じに印象が変わったというかなんというか、想像する絵面が変わったというか。

個人的には屋外で食べるのはギリギリで、屋外調理するのはちょっとだけマイナス評価が付いてしまう感じ。そこまで潔癖症じゃないですが、単純に「室内でよくね?」っていう。
お花見も何度かやったことがありますが、食事を屋外でするのはあんまりメリットがないよなー、という感想。虫とか虫とか虫とか。上からも下からも来るんだ、これが。

まあバーベキューの定義はさておき、もしイワタニさんツールを使って室内で焼き鳥を作るのであれば、それはもう私の中ではバーベキューと同等と言っても過言ではなさそうです。

数年前まで近場にイワタニのたこ焼き焼き機「炎たこ」を持ってる方がいて、たこ焼きホームパーティにたびたび誘ってもらってました。
そこでイワタニのツールの性能は目にしていたので、他メーカーとちゃんと比べたわけじゃないですが個人的に信頼してます。きっとイワタニの焼き鳥焼き機ならハズレではあるまい、と妄信してるのですが、こういう専用機は自分で買っても使いこなせないというか、使い倒せないというか。

買った直後に数回はウキウキで使うんだろうけど、その後面倒になって使わなくなってしまう「自称便利アイテム」の仲間入りをしてしまいそうな予感がしています。

その考えを進めていくと、焼き鳥を自作するにあたってもフライパンでフツーに焼くことになり、そうなるとわざわざ手間をかけて串に刺す必要ある?
という自問を経て、最終的には何の変哲もない和風チキンステーキに落ち着いてしまいそう。

なんかこう、ファーストインプレッションだと結構ワクワクするんだけど、冷静に考えを進めていくと次第にこのワクワク感がしゅるるるーってしぼんで小さくなってしまうのがちょっと残念。
あまりあれこれ考えずに進んだ方が楽しみを享受できそうなんですがついついストッパーが働いてくれちゃいます。

逆に、ファーストインプレッションに突き動かされて勢いのまま進めた結果、途中で頓挫しちゃうこともあるので、傷が浅く済んでよかった、という考え方もできますが。

少し前のことですが、唐突に「タコさんウインナーを作ろう!」という天啓を受けたことにより、急遽ウインナーを買ってきてタコさんを作りはじめたのですが、1匹目を召喚したところでなんかもう飽きが来てしまい、
「味変わらないし、もうタコさんじゃなくてよくね?」
という身もフタもない結論に到達してしまったことがあります。

その時の残念な結果がこれ。

タコさん召喚失敗

右上はなんとか召喚に成功したタコさんで、左上は術力が足りず中途半端な術式により異形になってしまったタコ?さん。
下は召喚のために用意されたけど使われなった生贄たちです。

この経験を通して、私は声を大にして言いたい。

お弁当を作ってもらっている諸兄諸姉へ。

もしあなたのお弁当箱の中にタコさんウインナーが入っていたら、作ってくれた人に対していつもの3倍くらいの感謝を伝えましょう。
もしそのタコさんにゴマのお目々が付いてたら、いつもの5倍くらいの感謝を伝えましょう。

もちろんタコさんウインナーより手間のかかるお弁当のおかずはたくさんあるでしょうよ。
でもね、ただの焼きウインナーからタコさんウインナーに進化させるメリットって単に 見た目の楽しさアップ! くらいしかないんだよ?
どっちも味なんてほとんど変わらないんだから。

それなのにそこそこ手間のかかる作業をしてまでタコさんウインナーに進化させるってことは、あなたにタコさんウインナーを楽しんでもらいたい、っていうプラスアルファの「愛」がそこにはあるんですよ!

言わばもう「愛」の化身なのですよ、タコさんは。
Octopus Wiener -the Avatar of Love- ですよ。

って勢いに任せて書いててふと思い出しましたが、以前買ったものの食べ切れなかった開封済みのウインナーの袋が冷凍室に眠ったままになってました。
今調べたら賞味期限が1月6日。。。

まだいけるか? ギリいけるのか?

今日は寒いし、キャベツでも入れてあったかコンソメスープでも作ろうかな。